哲学

心学とは

先週は、二宮金次郎の5常講、仁義礼智信。封建的と言う人もいるでしょう。しかし、問題は、これが果たして、インドや中国でなりたったのだろうか?ということなのです。金次郎はまたある時、貧乏な足軽たちのための互助会制度をつくります。1両を貸付、期限...
政治

二宮金次郎の実学と心学

幕末に、横井小楠という志士がいました。彼は、佐久間象山の門下生で、勝海舟、吉田松陰などとともに学んだ英才ですが、「西洋の学問は実学ばかりで心学がない。 このままでは、西洋人はいつまでも 戦争の止むことはないだろう」と明治維新以前に喝破してい...
政治

二宮金次郎 part3 自然から学ぶ

先々週ブログに記載したことですが、再録すると、「あるとき殿様が、貧しい村を救おうと再興資金を貧しいものに与えようとした。」金次郎は、「お金をくださると、領民はいつもお金をいただくことばかり願って、殿様のお恵みに慣れてしまい、かえって勤勉の気...
政治

二宮金次郎 part2

二宮金次郎が、47才の時、天保の大飢饉がやってきました。東北から関東全域、凄まじい冷害で、米が実らず、数十万といわれる餓死者がでました。そのころ、金次郎は桜町領という、小田原藩の縁戚の旗本の領地を復興させるという仕事をし、村を巡回していまし...
心理学

二宮金次郎

皆さんは、二宮金次郎をご存知でしょうか?私が子供の頃、小学校には、たいてい二宮金次郎の像が立っていました。可愛らしい少年で、髷を結い、薪を担いで、本を読んでいる。働きながらも、勉強している・感心な少年という感じです。いつの頃からか、この像は...
哲学

491 論語と算盤 part30 正邪の判別

判断を求められるとき、この判断は正しいのか、それとも間違っているのか、迷わされることは、誰にでもあります。渋沢は、その判断の根拠として、常識に照らせといいます。常識というと、いかにも平凡で、つまらないもののように思われるかもしれませんが、渋...
歴史

490 論語と算盤 part29 人生は努力にあり

予は本年(大正2年)もはや74歳の老人である。それ故、数年来雑務を避ける方針をとっているが、ただし全然閑散の身になることができず、まだ自分の立てた立てた銀行だけは依然その世話をしているという次第で、老いてもやっぱり活動しておるのである。すべ...
哲学

論語と算盤 part28 なにを真才真知というか

論語と算盤の解釈に戻ります。先週まで少し無心ということについて書きました。私はこの無心ということが、東洋と西洋を分かつものだという鈴木大拙の考えに賛成し、この要素が世界を救うと信じています。二宮尊徳は、経済のない道徳は戯言であり道徳のない経...
営業

セールスにおける無心

スポーツでは、ゾーンという言葉があります。熟練した選手が、試合で乗ってくると、何をやってもうまくいく神業のようなプレイが決まる状態になります。これには、それ以前の、積み重ねで身につけた、高い技術が前提になっていますが、それだけではないと思い...
営業

無心と無意識

鈴木大拙に「無心ということ」という本があります。その一節に、「空」というとなんだか限られてくる、それで空間的に見ないで時間的に見る、すなわち、次から次へと新しいものをつくってゆく世界、昔のそのまた昔、大過去から来たものが現在にでて、ここでそ...