心理学

論語と算盤 part32 罪は金銭にあらず

渋沢は言います。もちろん金銭は尊いものではあるが、またすこぶる卑しいものでもある。昭憲皇太后の持つ人の、心によりて 宝とも仇ともなるは黄金なりけりは、そのへんを鮮やかに表していますが、中国の古典では、金銭を卑しむ風が盛んであるように思われま...
歴史

505 論語と算盤 part31 防貧の第一要義

「慈善事業」と今なら言うところを渋沢は「救貧事業」と呼びました。「人道上、経済上、行うべきことだが、 今日に至っては政治上も行うべき」「英国の如きは300年に渡る努力で今日僅かに整備」「なるべく直接保護を避けて、防貧の方法を講じたい」「いか...
経済

経済と道徳

渋沢栄一は500をこす企業の創業を支援しましたが、その一つに今の、株式会社IHI、旧、石川島播磨重工業があります。日本の開国に、ペリーの黒船が、大きなきっかけだったのは言うまでもありませんが、その黒船を日本でも作ろうという試みが、幕府により...
哲学

孔子の金銭感

従来儒教を学ぶものが最も誤解していたのが、孔子の金銭に対する考え方だと渋沢はいいます。「論語20編をくまなく読んでも、 仁者となるためには富を捨てよ などと書いていない」「富と貴きは人の欲する所なり、 道を以てせず得れば処らざるなり、 貧と...
歴史

効力の有無はその人にあり

お金は大事に扱わねばならぬ。当たり前のことのようですが、本当にお金を大事にするか、あるいは汚れたもののように、ぞんざいに扱うか、人によって随分違います。渋沢は、また駅の例えを取ります。「東京停車場に行って、汽車の切符を買おうとするに、いかな...
論語

金持ちは天国に行けるのか

渋沢は金持ちでした。岩崎弥太郎ほどではなかったと思いますが、かなりの金持ちでした。彼は、いわゆる守銭奴ではありません。500以上の企業、600以上の団体のトップを努めましたが、まともに給与を取ったのは、最初に創った第一銀行だけといいます。彼...
哲学

正につき邪に遠ざかるの道

渋沢はいいます。言葉巧みに勧められ、普段の自分ならやらないような悪の誘惑に、のせられそうになることがあります。そのようなときでも、頭脳を冷静に、どこまでも自己を忘れぬようにするのが、意志の鍛錬の要務です。このような時、先方の言葉に対し、常識...
心理学

意識について ミチオ・カク

ミチオ・カクは、日系三世のアメリカ人で、ニューヨーク市立大学で物理学の教授をしています。ただの大学の先生ではなく、現代物理学の最先端、超弦理論の第一人者でもあります。1974年生まれで、現在もたくさん本を出版されていますが、彼が興味を持つ分...
その他

意識とはなんだろうか

16日手術をしました。生まれて初めて全身麻酔をしました。まず、マスクで酸素を吸入し、血管から痛み止めに続いて麻酔薬を注入します。眠くなりますよ。と麻酔医から言われ、どのくらいの時間意識が保てるのか、興味津々でした。しかし、次に目が覚めたのは...
仏教

心の豊かさ

京都龍安寺の蹲には、真ん中に四角い穴があり、全体では古銭のような形をしています。真ん中の四角い穴を共有し、周りに4文字上が【吾】右が【唯】下が【足】左が【知】【吾唯足るを知る】水戸光圀が奉納したと伝わっています。貧富の差が激しくなるというの...