哲学

哲学

自分の基準

まだ若いのですが、友人の山田社長が「国語の心得」という本を出版しました。彼は、都内で渋谷、新宿、麻布十番という超一等地に、中学受験の個人指導の塾を展開して、日本一高額の指導料を取りながら、大変成功しています。特に、国語の指導が得意で、大手塾...
その他

幽玄 死者からの視線

幽玄とはなにか?とある人に問われとっさに、あの世から見たこの世と答えました。幽玄の幽は、幽霊の幽、玄は、玄之又玄衆妙之門という老子の第一章です。幽玄という言葉は、世阿弥により有名ですが、能の世界で使われ始めたというより和歌の世界で、藤原俊成...
哲学

論語と算盤 part11 得意時代と失意時代

『得意淡然、失意平然』という言葉があります。人間誰しも、思いもかけずうまくことがが運べば得意になって調子に乗ります。そして調子に乗れば、小さなことは軽くみて、普通のことも軽くみて、やがて失敗します。逆に失意のときは、何事も難しく見えます。自...
哲学

論語と算盤 part9 大丈夫の試金石

渋沢によると逆境には2種類あります。 第一は自然的、逆境で、これはいかなる才人も防ぐことはできません。渋沢自身、維新前後の日本の最も騒々しかった時代に生を受けました。最初は尊王倒幕を論じて奔走していたものが、ついでは一橋家の家来となり慶喜公...
哲学

論語と算盤 part5 論語は萬人共通の実用的教訓

渋沢栄一は、明治6年34才で大蔵省を辞職しますが、同僚の玉野世履が、渋沢を惜しんで自宅まで引き止めに来ました。「君を見損なった。君なら、遠からず 大蔵大臣にもなることのできる才能だ。 その才能を、明治日本の天下国家の発展のために尽くさず、 ...
哲学

横井小楠と心徳の学

勝海舟が、『世の中で恐ろしいものを2人見た。 1人は西郷南洲で、もう1人は横井小楠』と言いました。横井小楠は、熊本藩士であり、1860年【国是三論】を書いています。富国、強兵、士道の3つです。士道について西洋の学びは、ただ事業上の学にて、心...
仏教

スティーブ・ジョブズと禅

スティーブ・ジョブズが、世界的な存在になったのは、1977年のウエストコーストコンピュータフェアでのアップル2の発表でした。彼のプレゼンのときに、主催者ジム・ウォーレンは、彼の姿が見当たらないのに慌てていました。当時の彼は、普段はヒッピーの...
哲学

複雑系の科学

目に見えないことは対象とせず、目に見えて観察できること。定量化といって、数を数えて比較できることを対象とするというのがこの300年くらいの科学の主流でした。このやり方だと、全てを観察できるようにする必要があります。少し前まで、動いている生き...
哲学

どのような科学が必要か

現在の帰納法・・ベーコンによるたくさんの事実を観測し、その数を数え、そこから法則性を発見し、他の人間がその条件でやり直してみて確認する・・この方法が現代文明を作り上げたことは確かです。その限界は、1.観察できないことには使えない・・目に見え...
哲学

それでも科学をよりどころに

人間の文明は、先人の知恵の恩恵により、積み上げられてきた科学文明により支えられています。一方、科学の文明は、地球生態系を危機に追い込んでいて、人類なかでも格差は拡大し、争いの種は尽きません。大拙は、卦学は生命を殺し、芸術は生命を創造すると言...