哲学

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論語と算盤:孝行はしいるものにあらず

教育と情義『孝行はしうるものにあらず』渋沢の父は、栄一が23歳の時、栄一に宣言しました。「其許の18歳ごろからの様子を観ておると、どうも其許は私と違ったところがある。読書をさせてもよく読み、また何事にも利発である。私の思うところから言えば、...
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功利学の弊をせん除すべし

武士道大和魂をもって誇りとする我が国の商工業者において、道義的観念の乏しいことは、実に悲しむべきことですが、そのよって来るところを訪ねれば、教育によるものだと思います。道徳仁義は治者のなすべきこと、百姓は、政府より預かる田畑を耕し、町人はそ...
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機械と生命

機械は人間が自分の欲望を効率よく達成するために人間原理で作り出したものです。そしてそれは、人間のもので、自然のものではありません。デカルトニュートンの世界観は、人間の「精神」と「肉体」を分離しました。人間の肉体を含め、機械は管理しなければ動...
世界観

東洋のグレートブックス

西洋近代は実験科学とともに発展しました。それを支えたのが、デカルトニュートンの考え方なのです。一言で言えば、科学的とは、実験により証明でき、条件を整えれば誰でも再現できることなので、人類の共有財産になることをいいます。事実我々の生活は、産業...
哲学

成長なき繁栄

「資本主義の次に来る社会」という本が今世界で話題になっています。ジェイソン・ヒッケルという、アフリカ生まれの彼の本からの要約です。プラネタリー・パウンダリー地球は限界に来ている。    人間は「自然」とは切り離された優れた存在で、精神と心と...
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513 論語と算盤 part38 道徳は進化すべきか

渋沢は語ります。道徳という文字は、中国古代の唐虞の時代より、「王者の道」のことを言いました。したがって、古くからある言葉であろう。中国の唱える24孝というのがあり、親に孝行する方法を24通りにわたり並べていますが、いくらなんでもそれはおかし...
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論語と算盤 part35 よく集めよく散ぜよ

渋沢は言います。お金は大事にしなければならない。なぜなら、それはこの世のすべてのものの身代わりだからである。お金でそれらが買えるということは、それらと同じ価値を持つということだ。宋の朱子は「一食一飯まさにこれを作るの難きを思うべし、    ...
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509 論語と算盤 part 34 富豪の徳義上の義務

渋沢栄一による「富豪の義務」というのは簡単で、金持ちになったものは他の人に比べ、自分自身の、知恵才覚努力でなったと思いがちです。しかし、少し考えてみれば、まず、商売が上手くいくには、国が安定していなければなりません。我々のような平和な日本に...
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孔子の金銭感

従来儒教を学ぶものが最も誤解していたのが、孔子の金銭に対する考え方だと渋沢はいいます。「論語20編をくまなく読んでも、 仁者となるためには富を捨てよ などと書いていない」「富と貴きは人の欲する所なり、 道を以てせず得れば処らざるなり、 貧と...
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正につき邪に遠ざかるの道

渋沢はいいます。言葉巧みに勧められ、普段の自分ならやらないような悪の誘惑に、のせられそうになることがあります。そのようなときでも、頭脳を冷静に、どこまでも自己を忘れぬようにするのが、意志の鍛錬の要務です。このような時、先方の言葉に対し、常識...