寒暖差の激しい時期に、驚くような雪でした。
私の住んでいる山梨では、甲州街道が除雪のため、通行止めになりました。
サラサラした雪で、気持ちが良いほどでしたが、不便です。
先日、TVで、タレントが、弓道をやっているのを見ました。
そこで、随分前に、ブリタニカの先輩から聞いたセールスの話を思い出しました。
その方は先輩というのもおこがましい、伝説のような人ですが
九州の出身で、若い頃は訛りが抜けず、
セールスでは苦労したそうです。
その方は、若い頃から弓道をやっていて、道場に通っていたそうです。
ある日、道場で、普段どうりの練習を、道場の仲間と繰り返していました。
何人も並んで、30メートルほど先の的に向かって、淡々と矢を射るのです。
仕事のあとに集まる練習場ですから、夜もだんだんと更けてきます。
・・・・・
突然、先生が 照明のスイッチを切り、 真っ暗になります。
暗闇の中で、構えていた弓を皆が下ろし・・
「先生、危ないです、電気をつけてください」と言います。
「馬鹿もん」
と先生の声が響いて、電気がつき
「お前たちの弓は皆、当て矢だ」
「見ておれ」と、弓をキリキリと引き絞り
「電気を消せ」
電気を消し、真っ暗になった中を
ピシッ!・・・・・ヒョウー・・・・タン!
と、音だけがして
「よし、電気を付けろ」と先生の声
的の、ど真ん中を先生の矢が射抜いています。
「正しく射れば必ず当たる」
・・・・・・・・・・。
このことがあってから、その方は、正しくプレゼンすれば
必ず契約になると、
迷わず、セールストークをするようになったといいます。
よくスポーツの世界で、自分の相撲をとるとか
自分の納得のゆく玉を投げるとか言いますが
そこには、相手に合わせてウロウロする様子がありません。
ともすると
セールスの世界では、契約が欲しい、一心で
また、顧客本位ということを 浅く、解釈して
お客に合わせすぎる場合があります。
お客に好かれたい一心で、いわば、媚を売るのです。
このプレゼンはみにくく、弱く
自分の提供できるすべてを、堂々と訴えるプレゼンは
強く、美しいのです。
私は、自分の都合をお客に押し付ける営業は
違うと思うのですが
それと同時に、お客の言いなりになり、振り回されるのも
また、違う気がするのです。
主客一如でありながら、自分のできるベスト
自分が社会のために貢献できるよう、磨き上げたすべてを
迷いなく表現する
そのようなことを、「主体性」というのだと思います。
次回はみなさんからの声を反映して、主体性を考えたいのですが
ご意見お待ちします。

コメント