今週のテーマは主観ということです。
中村先生の「感情の脳科学」は、3つの主題が、
クロスしながら進行する感じです。
私にとっては、その一つが主観の科学で
もう一つが主体性
3つ目が、環境と脳の発達です。
先週のブログを読み直すと、ソレがごちゃごちゃに
箇条書きのように
書かれているので自分の文章ながら
読みにくいと思いました。(すみません)
中村先生は「文学の対象にしかナラないと思われていた感情」
という表現をされていますが
私にとっては、デカルト以来
客観に対し主観の研究が疎かにされてきたのは
片手落ちという気がしていました。
主観は、生理的反応をベースにした情動の意識的な側面で
身体反応と密接に結びついて居るということです。
我々の、感覚は五感と言われ、視覚‥聴覚‥触覚‥臭覚‥
視覚、聴覚と云う遠隔で使える感覚は後からから発達し
触覚や味覚のように、接触する感覚が先に発達するそうです。
そして、視覚や聴覚という遠隔で働く感覚は、
触覚などと照らし合わせながら
使えるように成るということです。
主観は、いわば、外部から入ってくる情報を受取る
インプットですが
その感覚は、身体的生理的なものが基本になっており
身体と精神は、分かちがたいものとして確認されています。
快‥不快というのは、危険を知らせるか
餌の存在を知らせるかと言う、
多分単細胞生物の頃から
生物の「命」に刻まれている基本的なものでしょうが
この、生理学的感覚を情動
意識に登った、あるいは意識された部分を、感情と呼ぶようです。
そして、感情は選べる、
あるいは増幅するということを
自覚するのが、大切な気がします。
少し前、知人がフェイスブックで
(今こうして人から必要とされることに感謝)
と言っていました。
実に素直で新鮮な感動のようでしたので
私は、「感謝するということは感性です。」
とコメントしました。
仏教心理学では
快・不快・双方が混ざったもの・中立的なもの
と感情を4種に分けています。
(味わう生き方 ティクナットハン著‥大賀英史訳)
私はこの、中立的な感情に気づくということが
とても大切な気がします。
傲慢な人には、自分は特別な存在なので
どんなに
人にしてもらっても当たり前だと思っています。
謙虚な人は、アタリマエのことに感謝します。
今日は天気が良かったことに
普通に歩けることに
水が水道の蛇口から出てくることに
一輪の花が咲いたことに・・・・
この感情への気付きが
主体性への第一歩なのだと思います。
本当の幸福はそこにあるのだと思うのです。
次週は、主体性つまり、リーダーシップです。
主観の科学
脳科学
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