大学というのは、礼記の中から、抜粋したものといわれています。
二宮金次郎が薪を背負いながら読んでいたといわれる、代表的な文章をいくつか紹介します。
物に本末(ほんまつ)有り。事に終始有り。先後(せんご)する所を知れば、則(すなわ)ち道に近し
(物事には必ず本と末、終わりと始めがある。そこで常に何を先にして、何を後にすべきかを知って行動すれば、その成果もおのずから期して待つべきものがある。)
苟(まこと)に日に新た、日々に新たに、又(また)日に新たなり
(どんな立場の人であろうと、毎日の生活や仕事というのは同じことの繰り返しが多い。うかうかやっていると、すぐにマンネリになってしまう。そうならないためには、常に意欲を奮い起こし、「日々に新たに」の決意で取り組む必要がある。)
君子は必ずその独りを慎むなり
(君子は人目のないところでも、必ず自分の心を正し、行いを慎む)
小人(しょうじん)間居(かんきょ)して不善を為し、至らざる所無し
(小人は暇を持て余していると、よからぬことを企み、やることに歯止めがかからない。)
有名なフレーズだと思いますが、「大学」が出典とは知らない日本人が多いと思います。
来週もう少し紹介します。


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