お彼岸

明日は、お彼岸です。

お墓参りにはよい季節です。

お彼岸と言う言葉の由来はどなたもご存知でしょう

彼岸・・つまり向こう岸で、あの世のコトことです。

多くの仏教では、極楽は西方十万億土にあると信じられ

春分・秋分の日には、太陽が真西に沈むので

極楽の方向がわかりやすいのです。

私の家では、年老いた両親は元気だとは、先週お伝えしましたが。

父親の姉、静子おばは、二年ほど前に亡くなり、

弟、久康は、12年前になくなりました。

何故、西かというと

太陽は東から昇り、西に沈み、
東は、誕生を
西は、死を連想するからと言われています。
あの世にゆき、極楽に居る、親しかった彼らが、お彼岸には
帰ってくると信じられています。

十万億土というのは、仏教独特の喩えで

真宗では、還相回向ということを言いますが

行って、帰ってくる。

死んだ人だけの話ではなく、
悟りの境地に達した人も

極楽の蓮の花の上に、じっと座っているのだはなく
ついたと思ったらまた帰ってくる。

特集相対性理論の光の速度で旅行したら・・を連想させます。
以前は、物理学や、生物学が明らかにしたこと・・

相対性理論や量子科学、あるいは、遺伝子の構造など・・

によく似たことを、東洋の仏教や易経などが

数千年百年前に、直感的に語っているのは大したもの・・

と思ってきたのですが、

最近は逆で、

かつて、人間が、すでに知っていたこと

「人間もまた自然の一部ですから」

に、人間の科学が追いついてきた

学問の発展は素晴らしいと云う、感想です。
我々は、自分という時、自分の肉体のことは
本当の自分とは思わないところがあります。
体は変わりますが、『心』は変わらない。

我々の意識、此の文章を書いている『私』
読んでいる「あなた」

その『意識』が本当の自分という気がします。

しかい、その意識は、生まれた瞬間からあったわけではありません。
私の場合、最初の記憶は、幼稚園の年少の頃のような気がします。

その意識が・・いずれは、この世にはいなくなるのです。

すごく寂しい感じです。
そうはいっても、
意識は、もっと大きな、生命の流れから生まれます。
ソレが、意識を支えているのです。

無意識から生まれること、
無意識の一部であることは当然と思われます。

その、生命の流れは、人間としてだけでも
アフリカの一女性から綿々と、現在の全人類が生まれ
今から5000年ほど前に、今のような
『意識』が生まれたと言われます。

その前の、哺乳類としての歴史
爬虫類、両生類、魚類、無脊椎動物、単細胞生物・・
が、我々の大祖先で

ソシテ、生命の誕生以前の地球と太陽系の誕生

137億年前の、宇宙の誕生と連なっているはずです。
あれなくしてコレなしの連鎖です。

つまり『意識』は。宇宙生成の必然に支えられているのです。
亡くなった先人の「意識」は

きっと

千の風になっているのでしょう。

コメント