王道塾:ファシズムに対抗するもの

歴史

ファシズムに対抗するのがマネジメントだと訴えたのが、ドラッカーでした。

ドラッカーという人は正に知の巨人でした。最初の著書、「経済人の終わり」を出版したのは、ヒトラーが政権を取った時でした。それを読んだチャーチルはその論理性を激賞しました。しかし、ドイツとソビエト連邦が同盟を結ぶなどありえないと批評しましたが、数か月後にドラッカーの予言通り同盟を結び、ヒトラーは後顧の憂いをなくしポーランドに侵攻しました。

ファシズムは私有財産や企業の権利より、国家を優先します。そのため、すべてのエネルギーを国家権力・・軍事力に集中できるのです。

戦争に勝つには、そうせざるを得ないので、日本も国家総動員法を定めました。

そのような、ファシズムの集中力に対抗するのがマネジメントなのだとドラッカーは言います。

彼は経営のマネジメントを語る、経営コンサルタントの元祖のように思われがちですが、実は、組織の民主的な運営について語っています。

民主的とはどういうことか?
民主的な組織運営がなぜ大事か?

トランプ・プーチン・習近平という覇権主義者が、世界のトップに君臨し、ドイツ、フランス、スペインというEUの中核の国々が極右勢力の伸長に脅かされている今日、フランス革命、アメリカの独立を経て確立された「民主政治」の価値を守る勢力が求められていると思います。

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