絶望を突破するのは、魔術と奇跡しかない。
大衆の絶望。
マルクスの教義は、自由と平等のない資本主義に打ち勝ち、階級のない社会を実現できるかどうかにかかっていた。
失敗しブルジョア資本主義の批判勢力となった。
生産設備の絶えざる巨大化を伴う、ブルジョア資本家は、必然的にごく少数の搾取者とそれ以外のすべての人間が平等なプロレタリアートになるという社会構造。その少数から生産手段を奪うならば、階級の無い社会が実現する。
実際には特権階級は幾何級数的に増加した。この構造、階級は説明されていない。
価値は労働によってもたらされ、労働力の総和に等しい・・
したがって資本家の利益は搾取であるというが・・
マルクスは技能の力により質的に異なる価値を生むことを認識していた。特権的ブルジョア階級が正当化され、さらに資本の利益まで正当化される。これが、資本論未完の原因である。
近代大量生産においては、帳簿、技術、製図、購買などの専門家からなる、中間層が最も重要にして不可欠となる。
これが、マネジメント層であり、特権階級なのだ・・
この本は1939年に出版されています。
私が生まれる10年前です。
私がマルクスにかぶれて学生運動に走るのが15歳から17歳の頃。
階級闘争というのは違うときづくのが18歳。
残念ながらこの本の日本語訳の出版されたのは翌年でした。
それにしても、ドラッカーの卓見はするどい。


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