経済人の終わり.P.Fドラッカー

哲学

1939初版 最初の作品 30歳?

『本書は政治の書である』

政治の世界と社会の動きには必ず何らかの原因が存在する。
革命の分析には、精神的側面と物質的側面の両面の分析が必用になる。

13世紀以降の時代が物質的領域を精神的領域に奉仕させようとした時代。
16世紀の宗教改革。

ファシズムは積極的な信条をもたず、もっぱら他の信条を攻撃し、排斥し、否定する。
すべての古い考え方を攻撃するだけでなく、政治と社会の基盤としての権力を否定する。
個人の福祉の向上のための手段としての権利をみとめない。
ファシズムへの参加は、約束を信じるためでなく、信じないゆえに行われる。

「我々は、パンの値下げも、値上げも、固定化も要求していない。我々は、ナチズムによるパンの価格を要求する。」

権力の正当性を大衆の利益に結び付けず道義に関心をもたない。
絶望を突破するのは、魔術と奇跡しかない。

ファシズムの政策に期待して投票する人はいない。
現状を破壊することを期待する。

この本はヒトラーが総統になった年に執筆されました。

それから100年。トランプが大統領になりました。

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