商業に国境なし

文化

サンフランシスコ金門公園において、明治35年「日本人泳ぐべからず」
アメリカ人がとかく日本人を嫌うという感情を改善すべく、在米日本人会を組織した。

明治41年、アメリカから太平洋沿岸の商業会議所の議員が多数、来日。日米両国の国交親善に努めるため、すべての誤解を除却したい。

日本から米国に移住している人々については、欧米の習慣になれないために、公徳が修まらないとか、あるいは風采が鄙劣だとか、いうような欠点があれば、その欠点は努めて直させるようにして、米国人に嫌われぬところに人間であるよう心がけることが肝要。

一方文明なるアメリカ人は、人種とか宗教の違いから、日本人を嫌うということはよもあるまい。
もしあるとすれば、それはアメリカ人のまちがいです。

のみならず、アメリカの当初の趣旨に反する。わが日本を世界に紹介してくれたのはアメリカである。果たしてアメリカは、最初は正義にして後には暴戻であるということになる。アメリカとしてなすべきことではない。

さて、これは100年ほど前の渋沢の意見です。
その後、戦争があり、敗戦し、占領され、20世紀末からは毎年日本は貿易障壁をなくすという名目で、アメリカの要求を入れてきました。

日本人らしさは、どんどん、薄れているように危惧されます。

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