みなさんは、「7つの習慣」という本をご存知だろうと思いますが
その中で、第一の習慣が、「主体性を取り戻す」です。
そして、その82Pでフランクルのアウシュビッツの経験が
語られています。
フランクルは心理学者であると同時にユダヤ人だった。
彼はナチスドイツの強制収容所に送られ、人間の尊厳を害するような
筆舌に尽くしがたい体験をした。
両親、兄弟、妻は収容所で死んだり、あるいは毒ガス室に送られたりして
妹以外の全員が亡くなった。
・・・
ある日フランクルは裸にされ、小さな独房に拘禁された。
看守たちは、確かに彼のおかれた環境のすべてを、コントロールすることが
出来たし、彼の体も、命さえも、思うがままにできた。
その状況の中で、彼は、ナチスの兵士たちが決して奪うことのできない自由
ー人間の最後の大いなる自由と彼は呼んでいるー
を発見したのである。
『彼らは、確かに、私の体を自由にできる、殺すこともできる
しかし、私の精神状態を自由にすることはできない
私の精神状態を選べるのは、私自身だけである』
彼は、自分の精神状態を選び
ナチスの看守を含む周囲の人達の模範となり
尊敬を集めるようになる。
大戦後、彼は、この体験に基づき、新しい、カウンセリングとしてロゴセラピーを創始した。
ロゴとはギリシア語のLOGOS意味ということからという。
フランクルによれば、多くの人は、理不尽な状態に置かれ
ひどい目にあうと、
「こんな、人生にどんな意味があるというのだ!」
「なんという理不尽な仕打ちだ!」と嘆く。
しかし、意味とは
人が人生の意味を問うのではなく、人が人生から意味を問われている。
人間は自分の意志で、どのような環境に置かれても
意味を発見する、あるいは、発明することができる。
これが、刺激と反応の間にある、
人間性であり、主体性なのだ・・・・
というのが、ロゴセラピーなのだと思います。
みなさん、いかがでしょうか
みなさんの置かれている状況も、ナチの収容所ほどではなくとも
思うとおり、とはいかないこともあるでしょう。
しかし、投げやりになったり、疲れてしまって、
手抜きをしたり、人任せにしたり、やる気をなくしたり
誰かのせいにするなら・・・
貴方は、「主体性」を放棄していることになります。
自分の精神状態を選べるのは、自分だけなのですから・・
勿論
私だってくたびれることもありますし
嫌になることだっております・・修行中です
次回はグラッサーの「現実療法」から強さの概念を紹介します。

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