目を通していただいてありがとうございます。
メルマガに、返事を出すというのも、おかしな話かもしれませんが
先週の、正しく射れば必ず当たるには、数人の方から
ご意見をいただきました。
実は、このメルマガを読んでいただいている方の半分以上は、
セールスを職業としているか、セールスに関心の深い方なのですが
少し、驚いたのは、セールス関係の方からの反響はなかったのです。
不思議な気もしますが、そのまま気にせず話を続けさせてください。
冬季オリンピックで、19歳の羽生選手が金メダルをとりましたが、
15歳、18歳という若いメダリストが生まれ、
新しい日本人が世に出てきたという感じがします。
そして、41歳葛西選手が銀メダルを、獲得しました。
まさに、たゆまぬ努力の見本だと思います。
先週は弓の話をしましたが、
弓やスポーツに限らず、その分野で名人上手と言われる人達
には、共通点があるのです。
認知科学の分野ではSCHEMAと呼ばれ、日本語では母図式と呼ばれますが
普通の心の内側に、
その分野専用の、ミニコンピュータを作り上げているようです。
その分野については、特別な記憶力を持ちます。
ピアニストは2時間ぐらいの曲を暗譜し
棋士は一局の将棋をスラスラと並べ直します。
正しいか、間違っているか、瞬時の判断力があります。
この枝は、こう切って欲しいと言っている と庭師はいい。
これは、世に残せないと、自分の作品を、叩き割る陶芸家がいます。
なめらかで、無駄のない、素早い動作はもちろんですが
状況に応じて、多数の引き出しの中から最適の技術を的確に選び出す
応用力があるのです。
サッカーの選手のパスの出し方、シュートの瞬間
野球のピッチャーがスクイズを見抜いて、瞬時にウエストする・・
きっと、葛西選手も、ジャンプ台を飛び出す瞬間、微妙な操作を
しているのでしょう。
このような人達は、芸術家であり、職人と呼ばれる人達であって
独特の個性ある、価値基準をもち
よそからみれば、
頑固で、自分の基準を譲らないのです。
そして私は、それが、職人芸やスポーツ、音楽・・に限らず、
その人の対人関係、コミニュケーション技術
内面の思考のパターン・・
人格そのものもまた、そのように、自分で作るという気がするのです。
それが、人間形成と呼ばれるものではないでしょうか
この、独特の、心の中のミニコンピュータが
それぞれの、「私」そのものなのではないでしょうか。
刺激と反応の間にある「自分」ということが
行動科学に対する、認知科学のメインテーマと
言えると思うのですが、
同時に、このような、自分の中の積み重ねは、
散漫ではありえないと思うのです。
つまり
行動科学の言うところの、
繰り返しによる強化
なにをやるにしても、一芸に秀でるというのは
同じことをコツコツと繰り返す必要があるはずです。
まさに千日を鍛とし
万日を練とす。
それを主体性の科学と呼びたいと思います。
まず、次回から、7つの習慣の、コビー博士の、主体性
フランクルのロゴセラピー
グラッサーのコントロールセオリー
チョムスキーの普遍文法などについて紹介しながら
その中核にある、自分というものの核に
客観性の西洋科学にはない
主観性や主体性を重んじてきた
東洋で長く大切にされていたものがあることを、書いてみたいと思います。

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