論語と算盤 part26 偉き人と完き(まったき)人

歴史上の人物には、偉い人がたくさんいます。

偉い人とは、人並み外れた人で、
だいたいバランスが取れていません。

バランスというのは、知、情、意のバランスで、
知に働けば、角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。

・・という3つのことで
渋沢は、この3つのバランスが取れた人が完き(まったき)人で
そのような人物になるよう修養するべきだといいます。

偉大な常識人というべきでしょう。
また、とかく若いときは、好奇心旺盛で、
奇矯を好むので、
突飛な行動を好むから、偉い人になれといえば喜びますが
常識というのは平凡なので、完き人になれといえば反発します。

私自身を振り返っても、
偉大な常識人になれと言われれば、
嫌がったでしょうし、確かに人と違うことをやりたがりました。

普通に考えると、普通の人は、
この3つが小さくバランスされています。

偉い人というのは、そのどれか、或は、
2つが正常値を超えています。

完全な人というのは、
その全てが人並み外れているという人で考えてみれば、
それは英雄豪傑というより
釈迦かキリストか、孔子かソクラテスのような
いわゆる聖人のような人で、
修養せよと言われても、無茶を言うなといいたくなります。
まあ、最もな話ではあるので、
諦めず、少しずつでも気をつけようと思います。

武田

コメント