渋沢は言います。
活力旺盛、心身溌剌であれば、
自然と活動的になる。
活動を誤れば、著しい過失を生ずる人となる。
それ故、普段から、いかに猛進すべきか
考えておかねばならぬ。
1に【武道】
武道は、下腹部に力を込める訓練をする。
一般に人は脳に充血しやすく、
自然神経過敏となって、動じやすくなるものだが、
武道の修練により自然と心広く、
体胖になり沈着の風を生じ勇気ある人となる。
2に【内省】
書物を読み古来の英傑の心に触れ、
先輩の感化を受け、深く身に体し、
行う修練をし、正義に対する趣味と自信を養って、
欣び望んで義に進むまでになれば、
勇気は自ずから生じてくるであろう。
ただ注意するべきは、青年時代の血気に流行り、
品性劣悪な、野卑凶暴な行動に走ることだ。
遂には一身を滅亡させる。
ただ今日我が国の状況は、姑息な考えで、
従来の事業を謹直に継承して
足れりとする時期ではない。
先進国に追いつき凌駕するためには、
一大覚悟を持って、万難を廃し、
一大覚悟を持って、万難を廃し、
勇猛猛進すべきときである。
この文章が書かれたのは、
明治の終わりの頃だろうと思います。
令和の今は、どうでしょうか。
今こそ勇猛心を持って、
日本国の再建を図るべきではないでしょうか。
日本国は世界最先端で超高齢化がすすみ
国家の借金は1000兆をこえ、
情報技術では、アメリカ、中国に、大きく遅れを取っています。
それでも、明治の末に比べれば、
国力はおよそ、10倍以上と推定されます。
高齢化社会は不老長寿の実現で、
人類の夢でもあります。
借金の内容を観ると、
建設国債が、中心です。
つまり、必然ではありません。
今の日本には危機感が感じられません。
必要なのは、勇気を奮い起こす大義ではないでしょうか。

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