天神さまで有名な平安時代の政治家、
学問の神様と言われました。
菅原道真は和魂漢才といいました。
和魂とは日本人の考え方、
漢才とは、唐天竺からやってきた文明のこと。
中国の儒教、インドから来た仏教などのことです。
聖徳太子は日本に仏教をとり入れました。
しかし、インドに於いて釈迦族が滅び、
中国において梁が滅びたのを知って、
小乗仏教で国が滅びてはならない、
大乗仏教を、国を栄えさせるために取り入れた、
最初から在家の仏教を選んだのです。
菅原道真は、日本には日本の素晴らしい魂があり、
それによって良いものは取り入れ
いらないものは捨てる。
その選択が大切と、和魂漢才ということをいいました。
明治の今は、和魂洋才という、
日本人の魂で、西洋の学問を入れます。
渋沢栄一がいうのは、更に士魂商才です。
【士魂商才】
武士的精神を養うには論語、商才も論語です。
多くの人は教養として学門として、
理想として、現実と離れたところで、論語を学びます。
論語に書かれた、孔子の言行は自分とはかけ離れた、
遠い昔の偉人の言葉で、知識として知っていても、
日常の振る舞いには関係ありません。
まして、生き馬の目を抜くと言われる
商売の駆け引きでは、騙し合いのようなもの。
まったく役に立たないと思われています。
このように論語を見るものを
論語読みの論語知らずといいます。
しかし、道徳を離れた不道徳、欺瞞、軽佻、浮華の商才は、
目先で儲けたように見えても
続かないし、まして大事業には育ちません。
小才子、小利口の類で結果信用を失います。
【神君遺訓】
日本における最高の成功者、
大事業の実践者はやはり徳川家康でしょうが、
有名な
「人の一生は重き荷を背おいて遠き道を行くが如し、急ぐべからず・・」
多く論語からとっています。
論語を熟読玩味し、それを実践にいかす。
これが道徳と商売を表裏一体となす、
論語と算盤の精神です。

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