日本的経営の強みは、個人の自己表現と、
会社の目標達成が同じ方向で一致していることにあります。
参加意識とか、自律性とか言われ、
やりがい、生きがいの話です。
今までは、資本家と労働者は対立するものとして捉えられ、
事実、この20年、日本では正社員がどんどん減り、
非正規労働者が増え、その分節約した社会保険料などと
政府がだぶついた金融資金で買う
上場企業の株式が、大企業の内部留保を拡大しています。
資本家とは資本を運用して拡大する人。
ビジネスオーナーは働かなくとも
収入を得られる仕組みを持っている人。
労働者は自分の人生の時間以外売るもののない人。
生涯手段を所有している人が、自営業者と言われます。
働かなくともお金が入るというと、幸せそうですが、
生きがいとはなりません。
生きがい、やりがいというものは、
自分のためには出ないのです。
つまり、働くのは、その働きが世の中に役立つからなのです。
今の時代、働くというと、肉体労働は少ないはずです。
問題を見つけ、解決策を考え、その解決策を提案し、
それを買ってもらうのです。
これは全て、パソコン一台あれば出来ます。
かつての情報発信者は、マスコミであり、為政者であり、教師でした。
今は、ユーチューバーやティックトッカーは、
情報の発信者です。
つまり限られた人だけが、情報を発信した時代から
全ての国民が情報の発信者になる時代になっているのです。
情報が価値を持つ時代に、全ての人間が
情報の発信機能・・iPhoneから写真を送れる時代。
そこから一工夫で、全ての人が
価値の生産者=自営業者になれる時代なのです。
日本に限らず、産業革命以前は、
世界中で職人がものをつくってきました。
指物屋、家具職人、大工、料理人・・・
彼らは一生涯をかけて技を磨き、自己実現しました。
これと現代のSNSを組み合わせれば、
世界に拡散することが出来ます。
全ての人が価値の生産者になりうる時代。
それが本当の民主社会の前提ではないかと思います。
次週は、日本的経営の基本を作った、
渋沢栄一の【論語と算盤】を紹介しようと思います。
大谷翔平選手の愛読書だそうです。

コメント