朝日新聞の書評欄に
売れている本というコーナーがあります。
そこに、「DXの思考法」という本が紹介されていて、
面白そうだったので読みだしましたが、
想定以上に面白かったです。
あまりに面白かったので、小出しにすることにして、
今回は夏目漱石について書かれている部分を紹介します。
夏目漱石に「文学論」という著作があります。
(知りませんでした・・)
文学的内容には形式があり、F✕fで表現されます。
Fは、認識の焦点。
人間の関心がどこに向いているか。
fは、情緒的要素。喜びや悲しみ・・
その組み合わせであらゆる文学は説明できます。
漱石がロンドン留学から帰り、
英文学を分析した結果だそうです。
そして、科学的方法は要素還元主義、
形あるものの形を奪うのが科学。
文学は総合を目的とし、
質的なパターンに注目。
ミクロな情緒のパターンと
マクロな認識のパターンに結びつけ組み立てるのが、
人間の意識の構造であり文学の基本。
形なきものに形を与えます。
漱石は文学を読むことにより
読者が体験する要素を分解し、組み立てました。
漱石は、この本を出したのち、
「坊っちゃん」や「吾輩は猫である」など
次々に作品を世に出しました。
この「DXの思考法」という
本の基本概念のひとつ
レイヤーという考え方の例の一つとして紹介されています。
お気づきの方もあるかと思いますが、
今週より、少し文章を短くしようと思います。
次週は「レイヤー」について紹介します。

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