今、日本中の老人が我先にと電話をかけています。
浅ましいと思わないのでしょうか?
かくいう私も、
かみさんにせっかれ、役所に電話したので、
人のことは言えないのですが・・
しかし、考えてみれば、ぞっとします。
日本中の65歳以上、
3700万人という爺さん婆さんが、
必死に電話をかけつづけているのです。
昔の日本人には
「お先にどうぞ」
『いえいえ、そちら様から』
という美徳がありました。
電話だから目には見えませんが、
タイタニックの救命ボートに、
人を突き飛ばしてでも乗ろうというのと同じことです。
主権者たる国民に、
品性を貶めるようなことをさせる役所とは
どんな考え方をしているのでしょうか?
なぜ、役所の方から電話しないのでしょうか?
そうか、と思ったのが、振り込み詐欺です。
今でさえ、予約代行などという詐欺があります。
これで役所から電話するとなったら、
それに乗じる人が必ず出てきます。
日本の盗賊も地に落ちたものです。
どうしたらよいのでしょうか?
まず、顔を知らないからいけません。
まともなことをやっているな、
という役所の報道は、私の知る限りでは
2箇所だけです。
一つは福島県の相馬市。
選挙と同じ方法をとったといいます。
先ずハガキで案内を送り、希望を聞き、
その上で、地区ごとに
順番と日付を決めるために抽選をします。
ほとんど文句も混乱もなく
スムースに進んだといいます。
もう一箇所も福島県の檜枝岐村です。
老人だけでなく、
全村民が今月末には接種終了します。
予約すら不要なのです。
接種対象者460人。
国から届いたワクチン一箱、
487人分でまかなえたのです。
先月中旬から村役場の職員が
手分けして各戸を訪問。
家族構成や職種を考慮して、
村役場が接種日時を配分したのです。
「小さな村で、顔や仕事を知っているので、
都合のつきやすい時間が読めました。」
交通手段のない人は
役所の公用車で送迎します。
どちらも福島というのは、
会津藩の美風が続いているのでしょうか・・
先着順のやり方では、
人間の浅ましさを煽ります。
いたわりのある方法が
日本人を守ります。
都会でも、マンションでも、顔の見える、
町内会を機能させるべきだと思います。
日本のコロナ禍をみるうち、
これは、政府や役人が無能だというような問題ではなく、
現代日本の民主政治そのものが、< /p>
制度疲労していると直感的に思いました。
いわゆる機械的システム管理で
結果を診てからその対応をするので、
下手な人が自転車に乗っているように、
傾く方に慌ててハンドルを切るので、
フラフラします。
階級的な管理システムで、
全員がヒラメのように、上しか見ません。
中央官庁とそれぞれの地方公務員。
あらゆる議会市会議員、県会議員、国会議員・・
どれほど無駄遣いがあることか・・
医療においても、
医師会もいらないのではないかと思います。
医師、看護師、介護士も、
ネットワークをします。
保健所が出るから、
自宅待機のうちに医師にもかかれず、
死んでしまうこともあります。
オランダの介護士の仕組みのように
現場をつなぐだけで、人間が生き生きとします。
厚生労働省には、専門家のトップとして、
医療技監という人がいます。
普通の役所なら次官に当たるといいます。
1年間顔を見たことがありません。
日本の民主主義を
もう一度考えなければなりません。
コロナ禍が大切なことを教えてくれたと思います。

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