終戦記念日

8月15日は終戦記念日でした。

これを、読んでいる方は
まず間違いなく戦後生まれだと思いますから、
戦争の記憶も、戦後の混乱期・・
食べるものがなかった時代も
ないだろうと思います。
私もないのですが、
父や母から戦争のことは聞いています。
父は広島の砲兵隊陸軍中尉でした。
広島の原爆ドームのすぐ側に、砲兵隊陣地があり、
実際の原爆投下の標的でした。
もしそこで、父が空を睨んでいたら、
原子爆弾の直撃を受け、
砲兵隊の戦友と同様、戦死していて、
この私も生まれてこなかったことになります。
父は、中野学校の試験を受けに上京し、
試験直前、新型爆弾が広島に落とされたと知り、
広島へ引き換えしたそうです。
広島の駅に汽車が付き、(動いていたのですね)
何も亡くなった広島の町・・
色がない・・黒とグレーしかない街だったそうです。

あの敗戦から75年・・
色々なことがありましたが、
2020年は、新型コロナウィルスが
世界を席巻した年として人類史に刻まれるでしょう。
全世界ではコロナのために死ぬ人が
75万人を超えています。

人は殺し合わなくとも死ぬのです。
それでも、まだ、世界平和は実現しません。
人類はなぜ殺し合いをするのでしょう。
経済的な理由のはずです。
人間の欲望に、
人間の富が追いつかないのです。
世界で金の値段が、上がり続けているそうです。
金の埋蔵量は簡単には増えないからです。
金が無限に(紙幣のように)増産できれば、
金が値上がりすることはないでしょう。

なぜ人は争うのか・・

限りあるものを奪い合うからです。
マテリアルは有限だが、イデアは無限だ
と言ったのは、プラトンだと思います。
もし、無限にあるものを欲しがるなら、
人は争う必要がないはずです。
この地球人類は今日現在まだ増加していますが、
その増加の速度は
1970年代から鈍っています。
(2005年アメリカ国政調査局による)

このペースならば、
2050年には人類の増加は止まります。

その人類が飢えることなく、
文化的な生活ができれば
その時、人類は平和になるはずです。
1945年は終戦の年でした。
そのさらに77年前
1868年は、大政奉還の年でした。
江戸無血開城の談判に、勝ち誇る政府軍をかき分け
一人の兵の血も流さず、
東京から静岡まで踏破して、
西郷と交渉した山岡鉄舟は
「精神満腹」と言ったそうです。
私は、21世紀以降の人類の目標は
「精神満腹」だと思います。
求めるものは貧しく、与えるものは豊かなのです。

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