心身一如とスタンフォード

今、日本中の人たちがストレスに苛まれていると思い
この文章を書くことにしました。
スタンフォード大学のケリーマクゴニガル博士は
幼い頃から原因不明の頭痛に
悩まされていましたが、
マインドフルネスと出会い、快方に向かいました。
やがて、東洋思想に興味を持ち、
友人の父上が合気道の師範であったので、
合気道の基本についても学びました。
その中で、人間の精神が人間の生理反応に
どのような影響を与えるか
研究するようになったのです。
西洋人の科学者は一般的に
デカルトの心身二元論を信じていて、
精神と肉体は別なものと考えていますが・・
東洋の中でも近代日本人も、
東洋の思想は古い劣ったものと捨てられ、
西洋の近代科学の思想に浸りきっています・・・

彼女はそういう意味では
東洋的な思想の持ち主になりました。
日本人は、古来より
心身一如ということを言ってきました。
体とは、死んだ肉体をいい、
カラだ・・抜け殻から来ています。

生きた肉体は身と呼び、
実が入っているのです。
つまり死んでしまえば物質、
ある意味、物質、抜け殻で
生きている間の肉体は、
心が入っていて人間なのです。
病は気からとか、言いますが、
昔の日本人は、思いの強さを信じていました。
現代文明人はストレスは体に悪いモノ
というマインドセットが、出来上がっています。
マインドセットとは、自分で自分に言い聞かせる、
いわゆるセルフトークで
たちが悪いのは、自己達成予言となって、
どんどん、雪だるまのように膨らみ強化される、
マイナスのスパイラルです。
ストレスの対する生理的反応は、
1915年のキヤノンの
「闘争逃走反応」ただ一つしかないと
100年信じこまれて来た上に、

1936年、ハンス・セリエによる、
ストレス学説が広まりました。

キャノンは猫を、
ハンス・セリエはねずみを実験材料にしました。
彼らに犬をけしかけたり、溺れさせたりして、
ストレスを与え・・
ストレスは体に悪いという学説を
世界に信じ込ませたのです。
プラシーボ効果は皆さんご存知でしょう。

体に良いと思えば、
歯磨き粉でも小麦粉でも、薬になります。

主観が影響するのです。

思い込みが生理反応を起こすのは
催眠術でも証明され、
外からの洗脳が効果があるのですが、

自分で思い込むと、そのとおりになるので・・
どんどん、強化されるのです。
困ったことに、
ストレスが悪いものだと考え、
ストレスを避けたり、
悪いと思いながら受け止めたりしていると、
本当に悪い影響をあたえるのです。
ストレスは単純にプレッシャーであり、
我々が、ネズミだった頃から
襲われると全身の筋肉を緊張させ、
体内のエネルギーをすべて集めて
戦えるか、逃げるか、できるように準備したのです。
やがて、哺乳類は進化し、人間となり、
ストレスに対する反応にバリエーションが増えました。
人間には意識が進化し、
意識の持って行き方で生理反応にも影響が出るのです。
現在人間には、
「チャレンジ反応」と「思いやり反応」を含む
3つの生理的反応の種類があります。
そして、その3つの反応のスイッチを
どう切り替えるかが、人間の主観なのです。
1、
人間のストレスは、その個人の
人生における価値観と大きな関係がある。
單純に肉体に脅威が及ぶというだけではない。

2、
ストレスに対するマインドセットが自動反応であると、
「脅威」に傾きやすい「マインドセットブラインドネス」

3、
ストレスがかかっている。
その証拠に手が汗ばんで、喉がカラカラだ。
心臓もドキドキしている・・
このことに気づき、これは自分にとって
大切なモノが手に入るか、逃がすかのタイミング。
だからこの反応が自分の実力を発揮させてくれると気づく
「マインドセットマインドフルネス」

4,
この仕事に勝算ありと思えば、
「チヤレンジ反応」無理だと思えば
「闘争・逃走反応」逃走から敗北反応へ

つまり、勝算ありと思えば勇気が湧く

5、
自分のための目標ではなく、
自分より大きなものへの貢献を考えると
「思いやり反応」勇気と自信

つまり、誰かを助けようと思えば思わぬ力が湧く

6、
この効果は繰り返され、記憶され、累積する
人は、精神と肉体が相互に影響しあっています。
なので、ストレスが溜まったら、
エネルギーが溜まったと思ってください。

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