新しい時代

日本企業の復活のためには、
「個人の復権」が今こそ求められると思います。
私は、幼い頃から素直な子ではありませんでした。
親の言うことも、学校の先生の言うことも、
まともに聞かずに聞き流し、
本ばかり読んでいました。
大人の言うことより、
本に書いてあることを信じていました。
本に書いてあることが必ずしも正しいとは限らない・・
という単純なことに気づいたのは、
中学を卒業する頃でした。

実体験しなければ、わからない事が多いと思うのは
高校卒業する頃です。
それでも本は読み続け、今日に至ります。

とにかく、人の考えないことを考えるのが好きで、
暗記は大嫌い。

試験があるから勉強する、というのが嫌でしたが、
知らなかったことを知るために、
とにかく次から次へと本を読んできました。
博学というほど立派なものではなく、
系統的にきちんとした勉強は、
思えば、小学校の頃から拒否していて、
徹底した雑学でしかありません。
知らないことを知りたい。

わからないことをわかりたい。

ただそれだけで、年をとってきた、
ひどくわがままな人間です。

そのような自分からすると、
普通の人の方が不思議です。
何のためにそんな意味ないことを勉強するのか・・
鎌倉幕府が何年に開いたかが、それほど意味があるのか・・
I am a boy .This is a pen.なんて、どんな場面で話すんだ。

今ここで勉強して期末テストで良い点を取り、
良い高校へ入る。
良い高校で辛抱して勉強すると、いい大学に入れる。
いい大学に入れば、いい会社に務められる。

つまらぬ上司に仕えて、
理不尽な命令を聞いていても、いずれ出世して・・
とにかく、人参を目の前にぶら下げて走る馬のように
今の幸せを我慢して、未来に良いことがあると信じて
つまらない現実に耐える・・・
そうではなく、(現在)を楽しむ、あるいは充実させる。
そうでなければ、人生の結論は、
誰でも「死」なのですから。

人生で体験できるのは
現在しかないのですから。
結果さえ良ければ良いという考え方は、
基本がおかしいと思います。
なぜなら、人生の結果はゼロと決まっているから・・。
結果よりもその結果を導く、
経過のほうが大切だと思います。

もっと言うなら、
その経過自体を楽しむことが大切だと思います。
結果が全てだという考え方は、
手段を選ばないという倫理観の欠如に直結します。
目標に焦点が合えば視野が狭くなり、バランスを崩します。
目標と自分の間にある試練は、
邪魔ものであり、敵になります・・

人間の知恵は人間の邪悪さに直結するのです。
さあ、新しい時代が始まりました。
よく考えれば、時代は我々の手で作れるのです。
めったにないチャンスです。
来週は、具体的なあるべき社会を考えたいと思います。

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