今回はセリグマンが発見した事実を共有します。
セリグマンが
痛めつけられる精神のサンプルとして選んだのが、
生命保険会社のセールスマンだったのです。
ブリタニカのセールストレーニングで、
最初に教わるのが陽転思考であるのと符合します。
陽転思考、英訳がポジテイブシンキングなのか、
ポジテイブシンキングを陽転思考と訳したのかはわかりませんが、
私にとっては、両者はよく似ているが、
微妙に違うということです。
何事も自分に都合よく考え、楽天的で根拠なく
自分にラッキーがやってくるという考え方は、
ウイッシュフル・・わがままな考え方といいます。
ポジテイブというのはどういうことかというと
セールスで、ひどい断りにあうと
普通は、単に自分の提案が断られたというより、
自分の全存在が否定されたような気分になります。
セリグマンは、セールスの集団にアンケートを取り
『断られたとき』
相手の事情や気分が悪かった or
自分の態度や容姿、話の組み立てが悪かった
たまたま、このときだけ or
この状況はずっと続く
というような、同じ事実に対する
解釈の傾向が違うセールスマンがいて、
肯定的な考え方をするセールスの人たちの成績が、
否定的な考え方の人の倍の結果を出している事を、
統計的に確認したのです。
しかし、人によっては、
前者を楽天的で、浅薄な人
後者を実際的で、慎重な人
ととるかもしれません。
現実には、長期にわたり成績を上げるのは
後者なのです。
ところで、ブリタニカで陽転思考を教わるのは
セールスに必要な考え方ではありません。
人生には成功する人と失敗する人がいます。
生まれも、育ちも、男女も、関係なく、
成功者には共通点があります。
その共通項を探してみましょう。
つまり、アメリカンドリーム、
成功の秘訣という話なのです。
そして、数多くの成功物語と、
成功者の考え方としての陽転思考を教えられます。
例えば、エジソンが電球を発明した時の話
電球の一番難しいのはフィラメントの材料で、
明るく光り、しかも燃え尽きてしまわない・・
いろいろな材料で、フィラメントを作り、
電球の中に入れ、電流を流す・・
なかなか良い材料が見つからないのです。
それまで誰もやったことがないのだから、
適切なものがあるのか?
そもそも可能なのかさえわからない・・
100種類、200種類、300種類・・・
900種類を試してうまくいきません。
ある人がエジソンに声をかけます。
「もう、これだけやったんだから十分じゃないですか・・
これはきっと、今の時代には不可能なんですよ・・
900種類も試したんだから・・」
エジソンはこう答えました。
「何を言っているんだ。
僕たちは、900通りの方法では
ダメだということを学んだんだ。
きっとあと少しだよ」
そして彼は京都の竹を使って最初の電球を作りました。
1000種類ほどだったそうです。
セリグマンの実験
世界観
コメント