山口周と遠山正道

クロージングの基礎になる行動選択の基準
決断の根拠になる「美学」について
人の話を聞いてきましたので・・



みなさんとシェアしたいと思います。
おもしろかったのです。




私は、資本主義、消費社会、南北格差などの
現代の抱える諸問題について、
見田宗介の「現代社会の論理」という本に
強く影響を受けました。



成長し続けなければ、死に至るというのが
資本主義ならば、資本主義は死に至る病である。



辺境から収奪する事により成立する資本主義は
現代に至り、収奪するべき辺境を失った。



人間は、何に対しても欲望を持てるのだから
美に欲望を持つこともできる。
マテリアルは有限だがイデアは無限である。



私がその本から受け取ったメッセージは上記のようなもので、


物質文明から情報文明へそうして、
情報の中でも高度な芸術という情報へと、
価値が移行していくことを示唆されていました。



芸術をどのように『経済』に結びつけるか
ダニエル・ピンクのハイ・コンセプトにあるような
左脳から右脳経、論理から直感へという
流れを感じているところに見つけたのが


光文社新書の 山口周 著 
「世界のエリートはなぜ美意識を、鍛えるのか」
(経営におけるアートとサイエンス)でした。


その山口さんのトークショーがあり、
相手が遠山正道という美の実践をしている社長だ
と言うので、面白いだろうと思いました。



この遠山さんがほんとに面白い人でした。
1985年に、三菱商事に入り
1996年にイラストは書いたことがあるが
キャンバスや油絵は描いたことのない彼が
いきなり個展をやるのです。



自分は何をやっても素人で、
経営も副社長に頼むという人が、
さまざまな新しい事業を立ち上げ
成功させているのです。



銀座の真ん中でのり弁屋
スープストックというスープの店舗は52店舗
ジラフというネクタイ屋
レモンホテルと言う香川県のホテルは、
アマングループやホテルオークラに並んで紹介されている・・



ビジネス芸術と似ている・・
芸術家は客にアンケートを取って作品を作らない。



自分の内側から湧き上がる書きたい者、
作りたいものを作る。



昔は椅子取りゲームのようなビジネスだった
椅子の方がゲームの参加者より少ないのだから、
誰かがあぶれるのは決まっている。
(椅子は全部座られる)



需要より供給が少なければ、
全部売れるに決まっているのだ。



その次代のビジネスの論理を、供給過剰な時代に
同じように続けてうまくいくはずがない。



厳しい環境で工夫し粘り強く頑張るには
人に言われてやっているのではだめで
理由が自分の中にないと
途中で腹が立って投げ出してしまう・・




山口さんも面白いことを言っていましたが
遠山さんに比べるとどうしても評論家という感じでした。




さてそこから、我々は何を学べばよいか・・



その遠山さんが新規事業は70%失敗すると
考えたほうが良いという



その数字が多いと思うか、少ないと思うか
それこそ、経験のある人は考えると思います。

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