マーチン・セリグマンは、1998年全米心理学会の会長時代に
ポジティブ心理学を発表しました。
従来の心理学は、患者の不幸に寄り添い
不幸な過去の追体験をするような方法でしたが、
それは、患者にとって苦痛でした。
ポジテイブ心理学は、
彼が発見し、
3つの祝福と呼ばれます。
ご存じの方もいらっしやるでしょうがと思いますが、
簡単で、誰にでも役立つ方法です。
夜眠る前に、その日の良かったことを3つ思い出します。
良いアイデアが出たとか、
子共と買い物ができて楽しかったとか、
おいしい晩ごはんが食べられたとか・・
平凡に見えるようなことでも良いので、
そしてそれを書き出します。
それから、ここが大事だそうですが、
なぜそのような、良いことが起こったのか
その原因を考えるのだそうです。
良いアイデアが出たのは、以前から考え続けていたからとか
子どもと買い物ができたのは、前から約束をしていたからとか
おいしい晩ごはんは、素材にこだわったから・・・などです。
このような方法がうつ病や統合失調症の人にも効果があるのですか
普通の人は、より幸せになれるのです。
セリグマンが有名になったのは、
犬をゲージに入れるのですが、
半分に電流を流すと、犬はびっくりして
安全なもう半分の方に飛び退きます。
今度はそちらに電流を流すと、犬はあとの半分に飛び退きます。
そしてどちらに行っても、電流が流れるようにすると、
犬はやがて、電流が流れても動かなくなってしまいます。
何をしても無駄だということで、
コレを学習された無気力といいます。
この実験は従来の行動心理学・・・
S→R
刺激に対して反応する、ことにより学習するという
理論に対する反論として考えられたものですが
うつ病に対する理論として評価されれ、セリグマンは一躍
うつ病の権威になりました。
セリグマンは病んでいる人を治療するだけでは満足せず
普通の健康な人がより幸せになる方法を科学的に研究し
ポジテイブ心理学を確立したのです。
セリグマンとポジテイブ心理学
心理学
コメント