アメリカ大統領にトランプがなりました。
リンカーンは、
奴隷の解放をアメリカ独立宣言から導きましたが
その共和党から、
メキシコとの間に、万里の長城を作るという大統領がでたのです。
現状に対する不満はそれだけ大きいということだと思います。
本音では言えないことが現実なのでしょう
その現実は、極端な貧富の差からくると思います。
投資は貧富の差を拡大します
貧富の差を縮めるのは富裕層に何かを売ることです。
そこで、話は飛ぶようですが、自由意志の話です。
我々の社会は、各個人が自由に自分の人生を選択できるという
前提に立っています。
ソレが自由と民主主義の前提のはずです。
ところが最近の脳科学では、人間の自由意志は幻想で
実際は無意識の中で何事も决定され、その决定があとで
意識に登り
意識はソレを正当化するということが報告されています。
最初はベンジャミンリベットという人の1980年代の実験で、
ボタンを押す動作をする時、
その前に意識で押そうと決めますが、
その更に0,
準備電位と呼ばれるこの現象は
40年以上に渡り世界中の
学者、神経科学、脳科学、認知科学、
が様々な追試を行って確認しています。
後催眠暗示というのをご存知でしょうか?
催眠術にかけ、「あとで合図をすると、そこに有る傘を開く」
と暗示します
催眠術から覚まし、少ししてから合図すると
その人は
いきなり部屋の中で傘を取り上げ開きます。
「どうしてそんなことをしたのか」
と言われると
夕方雨が降ると天気予報で言っていたので念のため点検したとか・
なんとか辻褄の合う話をするのです。
このような実験からフロイトは潜在意識ということを考えるのです
リベットの実験の意味は全ての人間が、普段から催眠状態に有り
無意識の决定に人間は操られていて、
意識は後で合理化するような
理屈をつけているだけということになるのです・・
ソレは何か変だと思うのは、私だけではないでしょう。
しかし、動作に関して、意識で决定するまえに
脳が活動を始めているのは事実です。
この実験結果と、人間の自由意志を
矛盾なく説明できる仮説はないでしょうか?
私には、製鉄の工場のコンピューターシステムを
担当していた友人がいます。
私は彼に制御の階層ということを質問したことが有ります。
想像どおり、
先ず一台の機械の制御があり
機械のラインの制御があり
工場全体の制御があります。
ここには何段階化の階層があるわけです。
ここまではコンピューターで自動化できるそうです。
その上に経営上の意志决定が有るわけですが、
私は人間の意思決定も同じではないかと思います
この文章をキーボードで打ちこむとき・・
個々の動作は自動化され〈どの筋肉をどう動かすかなど)
は意識されないが
文章そのものや、その内容は意識が作る
という階層の違いが有るわけです。
我々は、外部からの刺激に反応していますが
その上で、自分の精神の訓練で、
自動的な反応ではなく
自分を反応を制御する選択ができる
生命がアミノ酸、タンパク質、細胞、器官、器官系、個体、家族
という階層から構成され
それぞれの階層に固有の法則が働いているように
脳の血流や、電位の活動が有るのは間違いないとして
そのことと、意識では
階層がちがうと考えるのです。
勿論、動物に近い反射的な行動を取る人は多いでしょう。
人間食べることが出来ないほど追い詰められれば、
短期的、一面的、表面的な思考行動をとる人も多いでしょう。
しかし、人間は、左の頬を打たれたら、
右の頬を差し出すことも、できるのです。
自由意志
脳科学
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