私には、二人の甥がいるのですが、その子たちは5人全て女の子です。
たまに会うだけですが、元気に育っているようです。
脳科学の発達が目覚ましいことは、ご紹介してきましたが、
脳の発達の臨界期と、その一生に渡る影響は
小さなお子さんのいる家庭には、必須の知識だと思います。
皆さんご承知のことと思うのですが、
人間の脳は大きくなりすぎたので、
完成してからだと、産道を取れないので、
未熟児の状態で生まれるわけです。
犬の子や猫の子、馬の子は、生まれてすぐ、立ち上がり
お母さんのお乳をのみにゆくのですが・・
人間の赤チャンは、排泄もコントロールできず、
立って歩くのにも時間がかかるので、
生理学的には未熟児として生まれるわけですから、
当然、お母さんのお腹の中で成長するプロセスが
誕生後も続いています。
考え方としては、胎児の頃から継続的に成長を続けていて
思春期の頃に大きな変化が有り
本当の大人の脳になるのは、30歳ぐらいで、
更に大脳の前頭葉は生涯に渡り発達を続けるとのことです。
驚いたのは、生まれての最初の一週間です。
エピジェネティックスというそうですが。
ジェネティックは遺伝子エピは「後で」というほどの意味です。
人間の遺伝子の配列は21世紀になってから明らかになったのですが
30億ほどの塩基という簡単な分子が4つの文字ATCGで並んでいて
その中で、ATCとか、TCCとか、塩基3つがセットになって
ひとつのアミノ酸を指定し
そのアミノ酸が
数百から1000も組み合わさってタンパク質になるわけです。
ところが、30億の塩基の中で、タンパク質を指定すると
分つている遺伝子と呼ばれのは2万3000ぐらいで、
それぞれが1000の塩基対だとしても2300万ぐらい
30億から比べれば1%以下になります。
人間は60兆の細胞からなるわけですが、
そのすべての細胞一つ一つに、その30億の塩基対が含まれます。
ある細胞は、骨になり、ある細胞は脳細胞になり、ある細胞は
筋肉に、心臓に、血液になって、しかも、精妙な人間の体になるのですから
やはり生命の神秘としか言い様がないのですが・・
どうしてそのようなことが出来るのか
タイミングが狂えば、全く違うものにあることは
少し考えればわかります。
例えて言えば、ピアノの鍵盤とピアノの演奏のようなものです。
ピアノの鍵盤は88鍵7と四分の一オクターブですが
楽譜にはどの鍵盤をどのタイミングで叩くかが書かれています。
そこで様ざまな、音楽が演奏されるのですが
人間も、その遺伝子が何処が発現し、どのような順序によるかによって
様々な、細胞になり形になるのですが、更に、脳の中で
脳細胞同士のネットワークにつても、そのような配線が遺伝子によって
作られていくことが分つています。
ところが、その発動するべき時期に、適切な刺激が環境・・
多くの場合母親なのですが
与えれないと、その機能はこの環境では不要のものとして
使われなくなってしまうのです。

コメント