23日土曜日は、雪が予想されるお天気にもかかわらず、
「子どもという自然に向き合うための脳科学からの提案」
というテーマで、
たくさんの熱心な仲間が集まり、
中村俊先生の話を軸として、いろいろな議論が交わされました。
子供のいる人はそのことを振り返り
そうでない人も自分自身の子供時代を振り返り
いろいろと考えさせられました。
私にとって脳科学というのは、
物質と精神を結びつける学問です。
私の得意とする営業トレーニングでは、
「分かる」のではなく「できる」のでなければ意味が無いと話します。
セールスの世界では、「分った、考えておく」というのは
断られたのと同じです。
ですから(行動)を変える・・行動変容にはセールスの理論が使え
セールスには心理学の理論が使えるはずです。
つまり、
人は理屈でわかるだけでは行動せず (客観的)
感情的なエネルギーが高まり、 (主観的)
意志的に行動を選択し (主体的)
はじめて行動するのです。
ところが、行動科学という心理学の一つの流れは
外から客観的に観察される、「行動」を分析し、
その「行動」の原因である「心」は
「行動」から逆算し推測していたのです。
認知科学は、心の中の、認知や判断の仕組みを研究してきましたが
コレも、理論的追求で、状況証拠の積み重ねのようなものでした、
ところが、脳科学は、MRIなどを駆使することで
生きた人間の脳の中の血流を調べ
何をし、どんなことを知り、どんな感情を持った時
脳の何処が活動し、
更に、どこに電気刺激を与えれば「幽体離脱」経験ができるまで
再現性をもつて確認できるようになっています。
これは、いわば、物的証拠です。
中村先生の表現によれば
物質である我々が進化によって「いのち」となり、
このプロセスを研究してきたのが人間の生物学で、
「いのち」が進化して「心」を持つたのです。
このプロセスを研究して来たのが「心理学」であったのです。
そして、この生物学と心理学に橋をかけるのが
脳科学だということです。
宗教とかスピリチュアルという世界や
心理学や精神分析学という世界は
ものではなく心の時代といわれ、
これから、益々大事になるはずです。
ところが、これらの分野は、本人がどう感じるかは
他人にはどうしても反論できない世界でした。
「死んだ女房が教えてくれるんだ」
「神のお告げが有りました」
と言われた時、ソレが、思い込みか、錯覚か、嘘なのか
証明しようがないのです。
つまり、言ったもの勝ちでした。
私は、身体と心は切り離せないと思います。
時間と空間が切り離せないように、
私達の体は、40億年の進化の結果として存在する「いのち」
の一部であり、そこに「心」が生まれているのです。
心は身体に影響をあたえるのは、
心の働きで身体が動くというだけで議論の余地がありません。
最近の人間社会は、「非自然」になっています。
ソレが様々な問題の根源です。
その社会を「自然の摂理」に沿ったものに再生することが
それを知り得た、人間の勤めなのだと思うのです。

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