ブレイクアウトと言う言葉をどのように受け取りますか?
多くの方は、株式市場の用語と捉えるのではないでしょうか?
辞書をひくと、突破とか脱走とかの意味がありますが、
ある一線を超えて変化する事を言いますが・・
今日ご紹介するのは、その意味にも、通じるのですが、
心理学の用語で
ハーバトベンソンという
リラクゼーション反応の研究で有名な
ハーバードメディカルの教授が
書いた本の題名「ブレイクアウト」の意味です。
アフォーダンスとか、ボイドとか、聞きなれない言葉と
仏教の関係について書いてきましたが、
今回も、最先端の科学が、
例にあたります。
ブレイクアウトとは、ストレスにより圧力を受けた人が
その圧力に長時間さらされたあと、
その圧力を一旦手放すと・・天啓を得る
いわば
人事を尽くして天命を待つ
とか、アイデアやひらめきは、考えこんんで
悪戦苦闘している時より、
少し離れたとき・・お風呂とか、散歩とか
リラックスした時に訪れるという意味です。
ベンソン博士は、この現象を
「ブレイクアウト」と名づけたのです。
ストレスと言うと一般に
悪いものとおられますが、
実際には、ストレスとは変化には、必然で、
世の中に変化しないものはないので
ストレスは必ず発生します。
ですから、ストレスがあれば、必ず病気になるのでしたら
すべての人は病気になります。
お釈迦様は
この世は「苦」であると言いました。
この「苦」をストレスと読み替えると
この世は常に流動変化する、従って、立ち止まろうとすると
必ず
「ストレス」が発生する。
まず、「生まれること」そのものがストレスである
何故かと言うと、母の胎内で、全く安全に、何の苦労もなく
優しく包まれているのに
厳しい現実に、24時間も苦しい思いをした上
母親と切り離されるからである
老いることは「ストレス」である
病になることは「ストレス」である
やがて、死ななければならないことは「ストレス」である
好きな人と別れなければならないのは「ストレス」である
嫌な奴と会わなければならないのは「ストレス」である
求めるものが得られないのは「ストレス」である
この肉体に入ってくるあらゆる刺激は「ストレス」である
この全てには、原因がある
原因を解決すれば、「ストレス」から逃れることができる
それは「ストレス」を活かす方法を会得することなのだ
ブレイクアウト‥天啓を得るために
スポーツの世界ではゾーンにはいるために
芸術家は、着想を得るために
企業家が創造性をえるために
必要なのは、自分が目標目的に向かい苦闘したあと
悪戦苦闘の努力を重ね、
産みの苦しみを味わった後
「手放す」ことである
そこで、いわば、自分を無にすると
そこに、「降りてくる」
私は、東洋の古代の人達が、現代科学の先端において
ようやく知り得たことを知っていたような気がします。
どうすればそのようなことが可能になるのか・・
次回はそのようなことを考えるつもりです。
ブレイクアウトと仏教
仏教
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