武田 吉康

論語

論語と算盤:平生の心がけ

渋沢栄一の新しい1万円札も発行されました。この「論語と算盤」も横道にそれるうちずいぶん時間がかかってしまいました。少しピッチを上げようと思います。平生の心がけが大切人に影響されぬ訓練は、普段の何事も起こらぬ時に心がけを練る「かくあるべし」「...
科学

機械と生命 part2

真理を追究するのを科学といいます。18世紀西洋で発展した実験科学は、一度発見されれば、誰がやっても同じ結果が出て、実用に応用される技術となるので、瞬く間に人類の共有財産となり、世界を工業化しました。その考え方の基本は、デカルトニュートンパラ...
哲学

機械と生命

機械は人間が自分の欲望を効率よく達成するために人間原理で作り出したものです。そしてそれは、人間のもので、自然のものではありません。デカルトニュートンの世界観は、人間の「精神」と「肉体」を分離しました。人間の肉体を含め、機械は管理しなければ動...
文化

西洋と東洋

アリストテレスは「オルガノン」という著作群の中で、すべての論理的な議論は、三段論法になると指摘しています。(ベーコンの、ノブル・オルガヌムは、新しいオルガノンという意味です)大前提(すべての人は死ぬ)小前提(彼は人である)結論(故に彼は死ぬ...
論語

論語と算盤…修養は理論ではない

家康の遺訓として有名な「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし、心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし、堪忍な無事長久の基、いかりは敵と思え、勝つことばかり知りてまくることを知らざれば、害そ...
経済

2006年のNobel平和賞受賞者 Muhammad Yunus博士

今週は、日本経済新聞からの転載です。私の考えていることの一つの答えだと思います。2006年のNobel平和賞受賞者 Muhammad Yunus博士(1940-) 現在の経済システムの設計は間違っている。人々が協力するのではなく、対立し分裂...
未分類

論語と算盤:二宮尊徳と西郷隆盛

論語と算盤は、道徳の代表に「論語」を。ビジネスの代表に「算盤」を置きました。それがあちらを立てればこちらが立たずというようなものではなく、むしろ支えあい補い合うようなものという観点から、渋沢栄一が書いたものです。【処世と信条】11節 【立志...
論語

論語と算盤 : 誤解されやすい元気

先週まで、論語そのものを、紹介してきました。今週から、その論語を、座右の書と生涯の指針とした、渋沢栄一の、論語と算盤に戻ります。渋沢は言います。ただ乱暴なだけの、若者を、元気が良くてよろしいなどというのは、誤解と言える。元気は、若者だけのも...
論語

論語と算盤 論語3

【民可使由之。不可使知之。】【民は之を由らしむべし。之を知らしむべからず。】この一行も、誰でも聞いたことがある言葉ですが、解釈に違いがあります。多くの人は、「大衆には何も知らせず、ただいうことに従わせればよい」という風にとっています。しかし...
論語

論語と算盤 論語2

これも誰でも読んでいる有名な一行ですが【吾日三省吾身】吾れ日に身を三省す吾れ日に三度わが身を省みるこれを三度というと、朝昼晩ですか?と、薬みたいになってしまいます。しかし、三は三度に限ったことではなく常にとかしばしばという意味です。問題は三...