前回『偉大なる会話』とはなにかについて説明しました。
偉大なる会話は西洋の偉大な書物という、ブリタニカ社が編纂した、いわば西洋の考える『人間とは何か』、『偉大な人間はどのように考えてきたか』をまとめたものです。
思想哲学だけではなく、ピタゴラスやユークリッドニュートンやフロイトの科学の書物もあれば、オデッセイからシェークスピア白鯨などの文学作品もあります。・・人間を総合的に知るためには必要な教養でその他だった道を訪ねてみると、なぜ人類が今ここに立っているのかわかるし、人間らしい人間同士の互いを尊重し信用した会話が成立するという考えなのです。
そのベースには、善とか正義とかいうものが、実験科学によらずとも真理として互いに知らないのですから、知っていることを交換して少しでも真理に近づこうというものでした。
特にガリレオ、デカルト以後の近代科学の目覚ましい成果は西欧の文明がもっとも世界で優れた文明であり、それ以外のイスラムや東洋の文明は野蛮で非科学的な、迷信のようなものと思われてきました。
私は『偉大なる会話』を読み返し、考えて40年になる、その思想を尊敬するがゆえに、その趣旨を活かしたいと思います。
真理はあります・・・グレートブックスに収録された偉大なる書物以後、相対性理論、量子力学、認知科学、複雑性の科学、西洋の生み出したこの最先端の科学が、東洋の古典を現代に蘇らせています。
その話を来週は少ししようと思います。


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