これも誰でも読んでいる有名な一行ですが
【吾日三省吾身】
吾れ日に身を三省す
吾れ日に三度わが身を省みる
これを三度というと、朝昼晩ですか?と、薬みたいになってしまいます。
しかし、三は三度に限ったことではなく常にとかしばしばという意味です。
問題は三ではなく、省の文字です。
これを省みると読みますが、それだけではなく、今一つ「省く」という意味があります。
『かえりみはぶく』ということは、放っておくと、複雑で煩雑になることを意味します。
一番わかりやすいのが、庭の植木で放っておくと、どんどん茂り、日当たりは悪くなり、懐が蒸れる。風通しが悪く虫食いが始まる・・。そこで剪定が必要になりますが、むやみやたらと切ればよい、というわけにはいきません。
これを適切にするということが、「省」というのです。
その故、昔から、文部省とか外務省と名付けるのですが、どうも現在の日本では、政治家も官僚も茂りすぎて、風通しが悪く虫食いが始まっているように思います。
「省」がまさしく必要になっているのかな、と感じます。。。
来週もう一回論語の一行を紹介するつもりです。


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