論語と算盤から、ポスト資本主義は飛び過ぎだろう・・
と、思われる人もいるでしょう。
私が、論語と算盤を読み続けているのは、
渋沢栄一の成功の源泉は、ここにあると信じるからですが、
そもそも、東洋と西洋の出会い、
論語の象徴する東洋思想と
渋沢が日本の近代化のため尽力した、
産業の育成が、なぜ、うまく機能したのか?
知りたかったからです。
言い換えれば、渋沢の時代に一等国の仲間入りし、
国際連盟の常任理事国になった
日本が太平洋戦争に突入し、完膚なきまでに破れ、
再び、焼け跡の中から、奇跡の経済成長をとげ、
今度はジャパンNO1とまで言われながら、
バブル崩壊から30年低迷しているのはなぜか・・
安倍氏は在任中ワンマンというように批判され、
凶弾に倒れました。
最近の岸田さんもあまり人気がないように思います。
しかし、トップの能力を批判するのは簡単ですが、
ではどうすればよいのでしょうか?
個人の責任ではなく、システムの問題ではないか?
資本主義自体が、人類社会全体に
行き止まりをもたらしているのではないか?
半世紀前、1965年は学生運動が過激化していました。
疑問だらけの青春を送っていた、15歳の私は、
東大に進学した先輩のオルグに簡単に乗り、
学生運動に参加しました。
それ以来、ずっと、「資本と労働」について考えています。
資本主義というのは、
資本が主人公で、個人の問題ではないと思います。
悪辣邪悪な支配者がいて、
彼らが、世界を支配しようとしている・・
という陰謀説が、あちこちから聞こえてきますが、
私は、そうではないと思っています。
システムが動いていて、そのシステムの自動運動が、
貧富の差、異常気象、環境破壊を起こしているのではないでしょうか?
そのような、システムの自動運動に気が付かず、
個人の責任としてトップの挿げ替えをいくらやっても
問題は、悪化するだけではないのでしょうか・・。
私は現代社会の経済システム「資本主義」そのものが、
人間を自滅に導いている気がします。
今週は本題に入れませんでした。
次週は、最近読んだ「資本主義の次に来る社会」を紹介し
読者の参考にしたいと思います。

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