京都龍安寺の蹲には、真ん中に四角い穴があり、
全体では古銭のような形をしています。
真ん中の四角い穴を共有し、周りに4文字
上が【吾】
右が【唯】
下が【足】
左が【知】
【吾唯足るを知る】
水戸光圀が奉納したと伝わっています。
貧富の差が激しくなるというのは、
全体の富が一定で、
例えば、村に100人の人がいて、
1000万円の金があり
その一人が9900万を独占すれば、
99人が100万で暮らすことになります。
これが不満のもとにならないはずがありません。
多数決を取れば、貧しいものが勝ちます。
暴力で争えば、多数が勝ちます。
これが暴力革命と言われるものです。
マルクスの共産党宣言も、
貧困を救うために執筆されました。
地球上のものは有限であり、
その有限なものを、すべての人が欲しがれば
地上の争いは止むことがないでしょう。
もし、努力しないで、
他人の労働の成果を奪うことしか考えない人が多数なら
世界には平和はおとずれません。
西洋でもかつてギリシアの哲人は、
マテリアルは有限だがイデアは無限である
といいました。
無限のものを分け合うなら、すべての人は豊かです。
Win Win が成立するには、分け合っても余りある、
という豊かさの思想が必要で、
釈迦はそれを実践で示しました。
分け合えば、分け合える前より豊かになる。
この工夫と実践が「心学」で
人間社会を構成する思想だと思います。
来週は我々の精神、意識について、考えていきます。

コメント