新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
座禅とか瞑想というと、
いかにも高級な精神的な価値の高いことのようですが、
なんのことはない。何もしないことです。
マインドフルネスというのは、
サンスクリットの八正道を英語に翻訳したとき正見(right view)
1. 正思惟 (right intention)
2. 正語 (right speech)
3. 正業 (right action)
4. 正命 (right livelihood)
5. 正精進 (right effort)
6. 正念 (right mindfulness)
7. 正定 (right concentration)
と訳されました。
簡単な英語で、他は全て直訳みたいですが、
念というのは難しかったようです。
私には、一種の瞑想法ですが、
これが、原因不明で西洋医学では直せない
頭痛や、腰痛、不眠、精神不安定・・
悩める人たちを集め、教えたところ
大いに効果がありました。
スタンフォードという、
現代科学のメッカのようなところで、
カバットジンという人が指導し、
特にうつ病の再発率が半分以下になったので
一気にイギリスやオーストラリアなど英語圏の国々に広まりました。
ただ、彼の指導には
すっぽり四念住という、拠り所が抜けています。
それが八正道の正念と、
アメリカ発マインドフルネスの違いです。
四念住は一般に、
(1)肉体が不浄のものであると知る「身念住」
(2)感覚されるものは畢竟苦であると知る「受念住」
(3)心は無常であると知る「心念住」
(4)事物は無我であると知る「法念住」である、と説明されます。
説明しようとすればするほど、
どんどんややこしくなるのが仏教ですが、
平たく言えば、自分に執着することに気をつけろ・・ということです。
日本人なら馴染みのある考え方だと思うのですが・・
これが抜けた瞑想というのは、
自我の強化というようなものになります。
マインドフルネスの瞑想は
心の筋トレのようなもので、
少し、静かにして自分の心に向き合いうと、
すぐ、あちこちへと雑念が湧きます。
その雑念が湧くという事実に「気づく」
ということがトレーニングだといいます。
少しも、雑念を消す方法を教えてくれるわけではありません。
私は、どういうときに自分の雑念が消えるか、
見つけることができました。
大したことではありません。
私は朝の日課で般若心経を唱えています。
毎日繰り返すうちに、頭で記憶したというより
唇が覚えてしまったようです。
そして、唇に任せて唱えているとき・・
無心になっています・・
つまり、座禅とか、マインドフルネスとか瞑想とか
高級そうなことをするより、
体で覚えていることに熱中するほうが
無我、無心になれる気がします。
これが私の信じる、エゴからの脱却、自己中心からの開放なのです。

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