『得意淡然、失意平然』という言葉があります。
人間誰しも、思いもかけず
うまくことがが運べば得意になって調子に乗ります。
そして調子に乗れば、小さなことは軽くみて、
普通のことも軽くみて、やがて失敗します。
逆に失意のときは、何事も難しく見えます。
自信がなくなり、臆病になり、慎重になります。
恐怖のために、やるべきことができず・・これまた失敗します。
得意のときに油断するなというのは、
力のある人には重要な助言で、
たいていの人は、心当たりがあるのではないかと思います。
それと同じで、
小さなことを軽く見るな、と言っているのです。
私が思うのは、得意の時には、心を鎮め、淡然とし、
失意の時には、愕然とせず、取り乱さず、
平然とする精神力を持つことです。
平然とする精神力を持つことです。
技術というのは、ごく自然なことではありません。
むしろ、普通ではない、不自然なことが実行できるように
自分を訓練することなのです。
私達日本の武士は、
切腹という自殺方法を最高の名誉としました。
今の私達には考えるだけでも恐ろしいのですが、
精神が、肉体を完全に制御すると信じたのだと思います。
そのような、野蛮なことを賛美する気はありませんが、
自分の精神を制御することは必要だと思います。

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