日本でティール組織を動かす試み

「日本文化が世界を救う」というフレーズは
素晴らしいと思って探求し、もう何年になるでしょうか。
最初はあまり考えず、直感的にそう思っていました。
友人から、人に話すなら
『なぜ、日本文化なのか、きちんと説明できないといけない』
「例えばなぜキリスト教文化ではないのかなどと・・」
なるほど、そうかと考え、調べ、学ぶことができました。

ふり返ると、私は、 自分では理詰めで考えているつもりでも、
ふと気づくと、それは正しいと直感的に思い、
それを前提として物事を組み立てることが多いようです。
昔は、日本文化は東洋の一部だと思ってきました。
つまり西洋文明と、東洋文明という大きなくくりです。
これは、フリッチョフ・カプラの『ターニング・ポイント』
1984年を読んだ頃から、そのように思うようになったようです。

ミッチェル・ワールドロップ「複雑系」
1996年にも強く触発されました。

そして、H トーマス・ジョンソン「トヨタはなぜ強いのか」
2002年により、宇宙は生命と同じ摂理で動いていて、
経営もまた生命を扱うように動かすべきだと
考えるようになりました。
そして、鈴木大拙の「禅と精神分析」や「無心ということ」を読み返し、
日本人は、無心、無我ということを、基本に持ち、
インド人とも中国人とも違う感受性を持っていることに、
改めて気づいたのです。
釈迦の仏教は、どのようにして、
人間が、人間らしい欲望を捨て去り、
宇宙自然と一体と成るか、
という方法のカリキュラムとして八正道を示しました。
佛という字は人にあらず、ということだそうです。
後に龍樹は、空の概念を理論化して
大乗仏教となり、
中国に渡り、天台宗となり、
さらに最澄により日本に伝わるわけです。
しかし、中国から朝鮮半島を伝わり、
日本に至るあらゆる文物が、
時間が経てば熟成し日本化するように、
申楽が能に、烏龍茶が茶道に、
青竜刀が日本刀に成るように、
仏教もまた日本化したのです。
鎌倉時代の道元の禅、親鸞の念仏は、
日本独自の仏教なのだと思います。
日本独自の宇宙自然と人間が一体と成る技法は、
全て剣道、弓道など道と呼ばれるようになりました。
ここにいたり、日本文化は脱エゴの文化で、
「今さえよければ、自分さえ良ければ」という、
自己中心の世界観から人類を救う
と確信するようになりました。
しかし、道というの、心技体の修行は、
一生を掛けて歩むもので、長い道のりだと漠然と思っていました。

ところが、ティール組織を読んで驚いたのは、
ティールというのは進化のことで、
人類の進化で、自我を克服する精神状態にある人間が増えていて、
そういう人間がリーダーになれば
ティール組織が生まれるといいます。
その時のリーダーのエゴの抑制はそれほど、
非人間的なものではなく、自分が決定し、
引っ張っていくのではなく、メンバーを信頼し
任せることだといいます。
それなら、すぐにでもできるのではないか!
私はそのやり方で、10人くらいのグループを
動かしていこうと思っています。
一昨日は、早速、西麻布の第一勉強会を、会則含め、
みんなで決めてくれと推進しました。
私が枠組みを決めるべきだと言っていたリーダーの1人も
「そう言えば、先日あるセミナーで、
 リーダーのタイプが時代とともに変わっています。
 昔はウルトラマン型、少し前はルフィー型、そして今は炭次郎型だ」
といいます。

炭次郎って何と聞いたら、鬼滅の刃の主人公だそうです・・
多分同じ様な意味なんだと納得することにしました。
来週には第二グループの話ができると思います。

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