アミノ酸の指定と易経

初めて話しますが、
私は毎朝、自分流の【易】を立てます。
本式には心身を統一し、
筮竹と呼ばれる細い棒のようなものを
ジャラジャラと手の中でもんで、
エイと、ばかりに2つにわけます。

その片方の本数を数え、奇数か偶数かを数えます
・・だいたいそのようなものですが、
同じ動作を何回も繰り返し、数を数えるので手間がかかります。
(本当は、その作業が大切なはずなのですが)
結局は64の卦の何かを選ぶのだから、その作業をとばし
64個のサイコロのようなものをつくります。
そのひとつひとつに卦を書き込み
シーバスリーガルのお気に入りのビロードの袋に入れて、
手をツッコミ、ジャラジャラと6回かき回し、一つ選びます。

ちなみに、今朝の卦は、大有という卦でした。

卦というのは、上下に6本の横棒があり、
上の三本が一つの意味をなし、
下の三本がまたひとつの意味を持ちます。

大有の場合 上三本が火、
下三本が、天火天大有といいます。
それでは三本の横棒がどうやって意味を成すかというと
三本の横棒が、一つはー、というような真っ直ぐな横一本。
もう一つは、その棒が真ん中で切れているー ー、というように表されている。
ーは、陽、ー ーは、陰を表します。
全て、陰陽の組み合わせで森羅万象を表現しています。

さてここで、話が飛ぶようですが、
二進法の話をしたいと思います。
私達が普通に使う数字は10進法で、
1から10までそれぞれの数字と数が対応しています。
コンピュータの世界では、
電気が流れている、onか
流れていない、offしかないので、
それを組み合わせて表します。

もし、1個しかなければ、
onかoffの2つの状態しか表せません。

2個組み合わせると、
on・on on・off  off・on   off・off
という4つの状態をあらわすことができ

漢字で書くと
陽・陽 陽・陰  陰・陽 陰・陰となります。

このような表記の仕方を2進法といいます。

1−10までの表記がなくとも、
ゼロと1だけでも無限の数が表せます。

1・1 1・0 0・1 0・0これで4通りです。

ここに、もう一つ桁を加えて、
1・1・1というように三桁にすると
表せるのが4×2=8通りになります。

つまり、陰陽を3つ重ねると
8通りの状態を表す・・これが八卦です。
つまり、易経は、2進法のデジタルな世界なのです。

大有の場合の火という卦は、陽・陰・陽です。
それに下の八卦この場合は、
天、陽・陽・陽だがそれを組み合わすと
8✕8=64 64の状態を表すことになります。

これが64卦です。
理論上ではこれの組合せ方は無数にあり
4×4×4とか、8×8×8×8とか・・

しかし、易の場合、
3つの陰陽の組み合わせで、8通りです。

更に、3つの陰陽の組合せで、
8×8=64の状態を指定しています。
2進法というデジタルで、
厳密な方法で表現されていますが、この易古典なのです。
この経典は、中国の古典の四書、
「大学」・「中庸」・「論語」・「孟子」より古いです。

五経
「易経」、「詩経」、「書経」、「礼記」、「春秋」の筆頭に挙げられます。

その最初は神話の時代、伏羲という、人面蛇身、
あるいは人面牛身ともいわれる超能力者が、
何千年か、前に、奥深い森で八卦を見出し、
周の文王が、紀元前1000年頃が、64卦とし
紀元前500年頃、
孔子が解説を書いて完成したと言われています。
不思議な話ですが、それだけではありません。
これが、我々の生命の基本の仕組み
DNAによるアミノ酸の指定の仕方にそっくりなのです。

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