先週に続いて、日本のあるべき姿を考えたいと思います。
江戸時代の日本は、飢饉が周期的にありましたが、
基本的には3000万の国民が
自給自足していました。
今、1億2000万の国民が(海外移民も入れて)
食べていける食料自給は
可能でしょうか?
現在の日本で食料自給率は37%。
米はほぼ100%です。
日常的に輸入に頼っているのは、
小麦と、大豆のようです。
これらと、野菜を充実させるのは、
技術的には難しいはずがありません。
問題は、農家の平均年齢が
70歳ぐらいだということです。
なぜ、後継者が育たないのか。
おそらく、儲からない、きつい、
ということだと思います。
私は、農林水産業という1次産業の、
消費者への直販化。
生産だけでなく流通、更にレストランや
家庭へのサービス、及び、
情報技術を最大限活用した、機械化、ロボット化により
解決可能なことが多いと思っています。
情報化=機械化というと、
効率中心の大量生産と考える人が多いのですが、
インターネットやSMSは、個人の力を強くし、
個性化、そして多様化を推進します。
20世紀は工業の時代でした。
工業は工場による機械的な管理と
少品種大量生産という、効率を追求しました。
それが、一次産業にも及び、
農協からスーパーマーケットという
流通ルートが必要となり、
農業や水産業は下請け化しました。
化学肥料や、農薬を使い、
きれいに揃ったトマトやきゅうり・・
曲ったきゅうりや人参大根は
商品にならないと捨てられました。
今、消費者は目覚めつつあります。
有機野菜は多少高くても体によく、
虫が食うのは、農薬の少ない証拠
というぐらい、ごく普通の主婦でも理解しています。
地域密着で、
地域の住民が食卓やレストランに、直接届ける小集団活動。
今でも、日本中のあちらこちらで、
そのような活動は始まっているように思います。
これを全国一斉の運動にしたいと思います。
持続可能な人間社会で、
基本は衣食住の、安定であるはずです。
中でも、飢えは、人間を追い詰めるのですから、
他国から収奪するのではなく
それぞれの地域での自給自足、
地産地消が基本だろうと思います。
来週は医療について考えます。

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