ティールは、組織のあり方のスタイルの名前で、
歴史的な人類の進化と関係していると思われます。
実験により確認するとか、
基本論理から展開するというものではないから
いわゆる科学ではありません。
しかし、歴史が事実であり、
なにか、進化の法則があると感じられるように
あるいは、生命に、魚類、両生類、爬虫類、
鳥類、哺乳類という
なにか、方向性が感じられるように
なにか、必然性があるように感じられます。
直感的にすぐ思い浮かべるのは、
マズローの欲求の5段解説でしょう。
マズローは人間の欲求を
生理的、「食べる、寝る」という基本的なものから
「安全と安定の欲求」
飢えがしのげれば、
それが、明日も続くように、とか
「帰属的欲求」
集団に所属し受け入れられ、
「承認される欲求」「自我の欲求」
自分独自の主張を認められたい
「自己実現の欲求」
自分の成長の可能性を最大限に追求する
・・このように分析しました。
ティール「青緑色」組織の分類も似ていて
レッド「野蛮な野獣の群れ」
アンバー「身分の固定した封建社会」
オレンジ「産業革命以来の工業社会」
グリーン「情報化社会のNPOのような組織」
ティール「高度情報社会の生命のような組織」
多分重要なことは、これは
きれいに階段のようになっているのではなく
エレベーターのように、
状況に応じて上下するのではないかということ。
例えば、芸術家が自分の可能性のギリギリを追求しても、
気がつけばお腹も減るでしょう。
大学の教授の地位も必要と感じるかもしれません。
同じように、家族の生活も、
機械のような組織内の役割も、
先輩後輩の秩序もそれなりに時によって、
居心地が良いかもしれない、ということなのです。
そのような前提を置きながら、
それでもティールのあり方は、
実際オレンジの組織で育ち、
アンチテーゼとして
グリーンに憧れてきた私達には
示唆に富むと思われます。
ティールはピラミッド構造を持たず、
その結果、上司部下のマネジメント構造を持たない。
ではどうするのか・・
セルフコントロールしかありません。
ティールは、仮面を脱ぎ捨てます。
冷静な仕事人として、
家に帰れば、優しいお父さんが
冷徹な官僚となることをやめる。
人間は、ある部分障害者であり、
男性で会ったり、女性であったりし、
山登りが好きだったり、歌が好きだったりしますが、
その全人格を隠さず
まるごとの人として生きるのです。
ティールは、計画
を固定しません。
ミッションを定め、存在意義を示し、
組織行動の判断基準とする
というやり方をやめ、
柔軟に、状況に応じて対応します。
あたかも、土から顔を出した草花が、
太陽の光や、その時の雨風の条件に従って
伸びていくように・・
ある意味、
現在までのビジネス社会の常識は覆されています。
本当にこの方向でいいのでしょうか。
そのことに、
なにかもう少し頼りになる根拠はないでしょうか?
私はそれを、生命の原理に求めます。
生命は確かに存在し、我々もその一部です。
機械的な組織論と生命的組織論。
そのほうが、
わかりやすいティール組織の説明になると思います。
来週は、機械と生命という比較をしようと思います。
ティールについて
人間関係
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