日本に欠けているもの

現在の世界では、
SDGsというのが一つの合言葉のようになっています。
上場企業というのは企業にとって、一つのゴールですが、
上場するというのは、ある意味、
会社を売ってしまうのに等しいわけです。
公開された株を、誰でも買えるようになるわけですから、
他人の物に成るのに等しいといえます。
そうすると、経営者は会社の持ち主である、
株主のいうことを聞かなければならなくなります。
そして、現在の日本の株式市場の
外国資本比率は30%くらいですが、
売買に占める外国資本の割合は
60から70%になりますので、
外国資本の動きを気にせざる負えなくなります。
そのグローバルな視点や、
ESG投資の関心がSDGsに向いているのです。
SDGsは、国連の定めた17の目標ですが、
その目的は地球環境つまり
自然と人間の共生と、貧困などの格差の是正です。
私はこの2つ、自然との共生と、格差のない社会の両方とも
日本が世界に先駆けて実現し、
モデルとなる要素が強いと思います。
そうなれば、世界の資本が日本に流れてくるのです。
有利な条件が整っているのに、
全然そのような気になれないのは、なぜでしょうか?
日本人に、目的意識や哲学が足りないからです。
今、世界のエリートは哲学や芸術を学びます。

哲学とは何かといえば、
人生はなんのためにあるのかとか
人は何のために生きるかとか
科学では答えることのできない、人間の根源に対する問です。

かつて、クリスチャンであった新渡戸稲造は
外国人宣教師に
「宗教教育がなくて、なぜ日本で道徳教育が可能なのか」
と聞かれ、深く内省し、
「武士道日本人の魂」という本を英文で書きました。

1900年、明治33年アメリカでのことでした。

1951年アメリカでのサンフランシスコで、
吉田茂首相を全権大使として、連合国との講和会議が開かれ、
その原稿を全面的書き換え、
英文を日本語にしたのは、白洲次郎でした。
彼は「プリンシプルのない日本人」という本を書きました。
プリンシプルとは、原理原則という意味です。
2002年武士道解題とい本を日本語で出版したのは
李登輝、台湾の総統だった人です。クリスチャンでした。
私は彼らが持っていたリーダーシップや責任感が
今の日本には、失われているような気がします。
今探すと、スポーツの世界には素晴らしい人がいました。
ミスターラグビーと言われた平尾誠二です。
彼は伏見高校時代の恩師出会った山口良治との共著
「気づかせて動かす」のなかで、
「日本人の一番だめなところは
 自発性のなさだと思う・・

 なぜそうなったかというと、
 追いつき追い越せだけでやってきたから
 トップに立ったら
 どうすればよいかわからなくなっている。」
残念ながら彼は、
わずか53歳2016年になくなりました。
しかし、彼一人ではない。
彼と同じようなリーダーは
まだ日本の、あちらこちらにいるはずです。

自分の頭で考え、世界に責任を感じる日本人・・

もしも、チームのキャプテンが、チームの勝利でなく、
自分の名誉だけ考えて行動したら、
尊敬されることはないでしょう。

社長が、会社の成功より、
自分個人の成功を優先したら、
どのように言われるでしょうか。
一国の宰相は、自分のことより、
国の未来を考えるはずです。
井戸塀政治家という言葉があります。

いくら金持ちでも、国のために政治をすれば、
自分の財産は売払い、家屋敷家財すべて失くして、
井戸と塀しか残らないという意味です。
日本が成功するのに、
日本だけ良ければ良いということはありえません。
日本は世界を良くするために頑張ろうとするとき、
日本人はリーダーシップを取り戻すのです。
今、世界は大きく変わろうとしています。
ある意味では大変なピンチですが、
大変なチャンスでもあるはずです。
日本は大乗仏教の国です。
大乗仏教は菩薩道です。

菩薩とは、
自分はすでに仏となる力を持っているのに、
一切衆生が救われるまで
この世にとどまるという、誓願を立てた存在です。
地球上全ての人間が幸せにならなければ、
日本人は幸せになれない。

それが事実だということを、コロナは教えているのです。

武田吉康のセールスセミナーの精髄である33の動画をYouTubeに公開しました。
良かったらご覧いただけますと幸いです。(毎日1本ずつ公開)

気に入ったらチャンネル登録してください。

https://www.youtube.com/channel/UCBhz8NfUSusHIi-0EUSdyCg/

コメント