感覚を磨くことの重要性

ジョージ・ソロスのヘッジファンド、
クォンタムファンドは、10年で4700%
という、驚異的なリターンを叩き出しました。

世界一の成績なのは間違いないでしょう。
よその投資フアンドと違うのは・・
と言うか、殆どの投資ファンドは
数学的なモデルを使います。
客観的、科学的な分析というやつで、
コンピューターを使い、様々なデーターを入れて計算し、
未来予測をします。
科学というのは、再現性が命といっても良いと思います。
少し前、理研の白衣を着た女性研究者が、
STAP細胞が作れたと論文を出して
話題になりましたが・・
・・誰が、追試しても出来ませんでした。

彼女にしか出来ないというのは、科学ではありません。
その方法はもし本当だとしても、
彼女にしか出来ないのなら、
人類の共有財産にはなりません。

私は、営業は科学だと言ってきました。
およそ、個人の成績で日本一になるようなセールスは
非常に個性的でアクが強く
個人としては友人にしたくないような人が多いように思います。

イメージでいうと、宮本武蔵・・
誰も真似ができません。。。
しかし、柔道や剣道空手などの武道やスポーツが
練習すれば上達するなら
そこには、科学的トレーニング法があるはずです。
イメージで言えば、千葉周作・・
竹刀を作り、誰でも練習試合が繰り返せるようにしました。
営業は、心の格闘技のようなもので、
そこには、人間心理の科学があると思います。

1920年代に、EKストロングという人が、
販売心理学という本を書いて
営業を科学として扱いました。
ブリタニカでトレーニングをしている時、よく言ったのは、
個人の経験は事実ですが、そこには、様々な経験があります。
例えば、群盲象を撫でるという話があります。

5人の盲の方がそれぞれ象を撫でます。
一人は鼻を触り・・ホースのようだと言います。

一人は耳を触り・・うちわのようだと言います。

一人は腹を触り・・壁のようだと言います。

一人は足を触り・・柱のようだと言います。

もう一人は尾っぽを触り・・縄のようだと言います・・
さて象とは何か?
皆の経験に基づいて議論をすると、やがて喧嘩になります・・
俺は、触ったんだから間違いない!
俺だって触ったんだ・・

もし目を開く事ができれば、
全員が納得する真実が見えます・・
という話で、
この話は中国の古典にある話ですが、
私は事実と真実という話として・・
個人の経験・・私はこうして英語を話せるようになった・・
という話でなく、
科学的真実・最新の言語学、教育学の成果なので、誰でも納得するのです。
と、営業メンバーを励ましました。
私の人に言えない矛盾は、その東洋の古典にありました。
仏教はある意味、科学を否定します。
科学は、真理の周りを回るのですが、
真理そのものを直接把握することは出来ません。

科学は生命を殺し、芸術は生命を活かすというのは・・

私が18歳の時読んで感銘を受けた
鈴木大拙の禅と精神分析の中にある・・
以来50年、セールストレーニングをやるようになって40年
ようやく、科学と芸術を矛盾なく包括する
考え方の整理ができるようになってきました。

芸術的感性・・誰でも、科学を進行するような時代になると
生きた人間の行動を予測し、本当の未来を予測するには、
感受性をみがくことが大切になります。
クォンタム フアンドの実績がそれを証明しています。

コメント