カール・ロジャース

少しずつ、日差しが春めいてきました。

所々で、早咲きのサクラに出会います。


今週はロジャースについて、まとめてみます。

ロジャースは一般の人には、フロイト・ユングほど知られていませんが

現代のカウンセリングの世界では、主流です。

彼は1902年アメリカに生まれた

20世紀の最も成功した心理学者と言われています。


患者ではなくクライアント(依頼者)と呼ぶようになったのも

ロジャースからです。

また今では当然となっている、面談を逐語的に記録するのも

彼からです。

彼は新人のカウンセラーを指導するとき

「正そうとする前に、クライアントに寄り添わなければならない」

 と指導しました。


彼のカウンセリングに対する考え方を象徴的に伝えるのが

じゃがいもの話です。

彼の家には2メートルも地面の下に倉庫があり、

じゃがいもが置いてありました。

じゃがいもは、芽を出し、少ない光をもとめて、

60センチ、90センチと芽を伸ばしていったのです。

彼はそれを見て、すべての「いのち」には

適応、回復、成長という能力が秘められている。


人間に潜在しているものはフロイトの言うように

動物的、病的なものではなく

健全な人間性の実現傾向なのだというものです。


彼は、人間性を深く信頼し、

来談者中心で

話題の選択権は来談者にあり

カウンセラーは徹底的に傾聴し、非指示的で、

共感は無条件の肯定的尊重に支えられます。


この方法が現代のカウンセリングの中心的手法で、

私が知っている大手企業でも、カウンセラーはこの手法を中心と

していました。

その会社は店長の激務で成長した会社で、

店長の休職者が多く、大問題になっていました。



私は、この手法の効果に疑問をもつています。

普通のカウンセラーがこの手法をつかつて

精神的に傷ついている人を回復させる「光」になれるのだろうか

と思うからです。

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