人の心の状態を推測するには、成長の階層がある
というのが、発達心理学の知見だそうです。
家族で車に乗っているとします。
お父さんが運転しているのですが、スピードを出しています。
3人の子供が乗っていて、4歳、6歳、10歳です。
4歳の坊やは、
「お父ちゃんは、スピード出すのが好きだな」
という感じ方をする。
これは、外的現実=内的表象ということで
「見たまんま」ということです。
6歳の子は
「お父ちゃんは、急いでいるのかな」
この段階は「ごっこモード」と呼ばれるそうで、
現実の行動と、心理が切り離され、
別々に機能しうる、段階だそうです。
そして、10歳のお姉ちやんは
「パパはイライラしているのかな」
行動の背景の感情まで推測する・・
という段階とのことです。
コミニュケーションの基本はまず理解することです。
しかし、親子でも、夫婦であっても、
人を本当に理解することは簡単ではありません。
大人になれば、自分の感情と思考と行動の乖離から
人もまた、やっていることと考えていることに
差があることがわかります。
そして、自分を基準に人のことを推測します。
「自分のように優秀な人間が一生懸命やっても
この程度の結果しか出せないのだから
あいつがうまくいくのは、
ということになります。
格闘技や武道、スポーツのように形に現れる場合は
上手下手はわかりやすいのですが、
対人折衝能力は、目に見えないだけ、わかりにくいはずですが
上達の構造は似ているのではないでしょうか
4歳の子は6歳の子、10歳の子の推測は理解できないでしょうが
10歳の子は下の子の推測はわかるはずです。
多くの人は孤独です
自分の本当の気持は、わかってもらえないと
思っています。
特に、リーダーは孤独です。
昔から、「士は己を知る者のために死す」
というのはその辺りの消息でしょう。
メンタライジングの3段階
世界観
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