色即是空とは

「色即是空」とは般若心経というお経に出てくる言葉です。

本文261文字という短いお経ですし,写経の題材にもよく使われますので、
ご存じの方も多いと思います。

先週までは阿含経という、ゴータマ自身が語った言葉に近いと思われる、
経典の文言を説明したのですが、

般若心経は大乗経典と言われる、釈迦が亡くなったあと1000年ほど経って
編纂されたと言われています。

般若心経の中心は2つ、一つはこの週のテーマ「色即是空」

もう一つは「真言」ですが

この2つとも、紀元後に生まれた概念です。

そうではあるのですが、色即是空というのは、まさに、仏教を
象徴する概念であろうと思うのです。

釈迦自身はガンジス川の流れを人間に例えましたが、空という言葉
使わず因果、縁起という言葉で説明しています。


この般若心経ではいきなり、

観音様が瞑想している時、

五蘊は全て「空」であるという真理を直感し、

全てのストレスから開放される方法まで見通した・・

と始まります。


空とは、全ては「もの」ではなく「事」である
全ての物質として固定されたものに見えるるものは、

我々、いきものは勿論、山も川も、地球も太陽も
全て、営々ん不滅なものはなく、『現象』なのだ

光は粒子でも有り、波動でもある
物質はエネルギーである・・

という現代物理学で説明されていることがらですが

五蘊とはなんでしょう

五蘊とは、色 我々の周りに存在すると思われる物質的なもの
     受 そこのあたって跳ね返ってくる光を感じること
     想 その感覚から反射的に生み出される好悪の情動
     行 増幅固定され、行動の原料になるエネルギー
     識 其の積み重ねで形成される、自我
ということをいいい、ますが、

其の全てが、空=現象なのだというのです。

この場合、目で見るを例に取りましたが

目で見る光
耳で聞く音
鼻で嗅ぐ匂い
舌で味わう味
身体で感じる触覚
自分の心であると信ずる法則

全てが、現象なので実体がないというのです。

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