脳科学

脳科学は日進月歩、いや、ひょっとすると秒進分歩です。

人間とは何か?
我々はどこから来てどこへ行くのか・・?

数千年にわたって、人類が取り組んできた謎です。
脳の中でどのような活動が行われているのかを知るのに、
この10年で実に大きな進歩が
あったように思われます。

来る、1月23日。
中村俊 東京農工大名誉教授が、
マインドフルライフ協会
の定例会でお話していただきます。

その内容について打ち合わせをして来ました。

先生の生涯のテーマは
人間の発達に対する脳科学による支援で

赤ちゃんを未熟な人間として捉えるのではなく
文明社会に登場する「命」そのものと捉え
その「命」と文明の出会いを育児と考えるという
お話をしていただきます。

私が大変印象に残っているのは、先日、
早稲田の
エクステンションスクールで、

中村先生が、質問を受けた中に、
「今日のお話には、別な学説もあるものなのですか、
 それともすでに学会での定説なのですか・・」
というような質問があり

「脳科学の場合は全世界で共同研究が進んでいて、
 その成果が、共有されているので、
 1人の学説というようなものではないんです。」

と、答えておられました。

その後、私はその時配布された資料について
2~3の質問をメールでしたのですが、

その返事が
高等数学の言葉で
全然分からず、昨日は
「ちっともわからなかったです。
あの説明で分かる人間だと思われると困るので、
恥を忍んで申し上げますが」と言いましたら
笑っておられましたが・・・。

何度も考えるうちに、大変な
研究が進んでいるのだ。
と分ってきました。

人類の遺伝子は30億塩基対あり、その解明のために
全世界の研究者が夫々の部分を担当し、
全体を明らかにしたのは、世界の話題になりましたが、

脳の中で起こっていること、つまり
脳の中のネットワークと、人間の感情や認知について
全世界の、脳科学者が、共通の手順、共通の技術で、
夫々の分野を担当し研究をすすめ
成果をインターネットでリアルタイムで共有しているようです。

大学とか都市とかいうより、
個人のネットワークのようで
正に時代の先端です。

何しろ、脳には1000億の細胞があリ
それぞれの細胞が10万もの連絡先を持っているのです。

比較すると

現在地球上に70億ほどの人類がいるわけですが
1000億というのはその15倍ぐらい
一人ひとりの人間がメールでやり取りするのが200くらいとすれば
その500倍の複雑さです。

そして、物質であるところの脳が、
精神を持つのです。

その研究を世界中の研究者が
やっているのですから
誰にとってもおもしろいと

私は思います。

私自身は、仏教と言うのは、脳のトレーニング法で
脳の回路を普通の人間のレベルでないものに
鍛えるものだと思っています。

嘗て、ダライラマの協力で、
チベット僧の瞑想によって
脳波がどのように変化するか
が研究されましたが

現代の脳科学では、比較にならない研究ができるはずです。

私はそのことが人間にもたらすものは莫大だと思います。

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