第3のストレス反応は、オキシトシンというホルモンによるものです。
オキシトシン(Oxytocin)というのは女性ホルモンで、
視床下部という脳の一部から分泌されます。
哺乳類だけが持っている、
言い方を変えると、蛇やカエルはもっていないが
哺乳類なら、人間でなくとも、猫でも、馬でも持つています。
子供を生む時、痛みを和らげ、お乳を飲ませる時にも分泌されるので、
典型的な女性ホルモンとおもわれたいたのですが、
最近の研究で、男性でも分泌され、
ストレス反応の第3のタイプ
思いやりと、絆反応と呼ばれるようになりました。
火事が起こり、子供が日の中にとりのこされていると
母親は、危険を顧みず、火の中に飛び込んでも
子供を助けようとします。
この時、オキシトシンが大量に分泌されています。
周りの人を助けようとするとスイッチが入り、
オキシトシン、相手を信頼、恐怖を抑え勇敢にする
ドパーミン、自信と行動
セロトニン、直観、自制、的確な情勢判断
これ等がセットに成って働くのを、ケアシステムと呼びます。
判断が、自分の無能、無力に傾くと、
「闘争、逃走反応」になります。
毎日、自分のケアシステムの反応のスイッチをいれることにより
慢性的な、ストレスのマイナス反応を
プラスの反応に変えることができます。
子供を守ろうというのは種族全体からすればプラスです
ですから、
自分個人を守ろうとするのでなく
自分より大きなもの自分を包むものを守ろうとすれば、
ケアシステムのスイッチがはいるのです。
自分の周りの人のために、一日一つ良いことをし
自分の目標をよく考えて、自分だけのものでなく
自分の所属する、会社や集団のための貢献に置き換えることにより
周りの人のために何か、しようと思うたび、
オキシトシンは大量に分泌され、
人は気高く、勇敢になるのです。
正に仏法の実践ですね
人間とは何かと言うのは、永遠のテーマです。
そして、人間には客観的で論理的なこととともに
主観的=感情
主体的=意思というものが有ります。
今まで、感情=主観は、文学のテーマにはなっても
科学のテーマには成り得ないと思われてきました。
また、主体性、自由意志、意志力なども
本当にあるのかとさえ、思われてきました
〈外部からの刺激によりどのような複雑な行動も説明できるのではないか)
しかし、人間の脳の活動が、意識のある状態で、
詳しく観察されるようになり、
世界中の研究が、インターネットで、短時間で共有されるようになったので
正に脳科学は日進月歩で、「人間とは何か」に新しい知見を与えてくれます。

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