ストレス反応は長いこと1種類しかないと思われてきました。
有名な闘争・逃走反応です。
反応は、心理的なものだけでなく生理的です。
「戦い」を身体が準備し、筋肉骨格に全エネルギーを集中し、
痛みを感じないようアドレナリン全開、コルチゾールが体を駆け巡り、
怪我による細菌侵入にそなえ、炎症を抑え、消化吸収など
生き残った後で出来れば良いことは後回し、
血管は出血を最少にするため収縮する・・・血圧脈拍は上がりと
全身に連鎖的な反応が起こります。
正に、「国家総動員令状態」です。
生きるか死ぬかという、緊急時には必要な反応ですが、
それが延々と続くと・・
体に異常が出るのは当然といえます。
人間の場合、実際に熊に襲われた時と同じ反応が
様々な社会活動によって、おきるのです。
想像するだけでも・・・おきるのです。
心は、外から観察でき無いのですが、
生理反応の、
血圧が高くなったり、手に汗を握ったり、喉がからからになるのは、
観察できます。
そして、身体以上に精神に影響が及び
うつ病と強い関連があると思われます。
私は、2つの点で、
うつ病と、ストレス反応について
不思議に思ってきました。
1、ストレスは全て、生理的な悪影響があるのか
しかし、本来ストレスとは物理学の用語で、
バネに力を加えるとか、鉄材を曲げる力を加えるというような
意味から来ているので、
止まっているものを動かそうとする=仕事は
全て、ストレスのはずです。
ということはのんびりして、何もしなければストレスがなく
難しい問題に挑戦すればストレスがあることになります。
つまり、自己啓発とか努力、目標達成という事柄は全て
ストレスで身体に悪影響を与え続けるのでしょうか?
2、ストレスが生理的な反応を伴い、ストレスがうつ病の
原因の一つなら〈長時間労働=ストレス=うつ病の発症という最高裁の判断)
なぜ、うつ病の診断は本人の自己申告しかないのでしょうか?
科学は、観察可能で、客観性や再現性があることを根拠にし、
特に医学の他の分野では慢性疼痛など、患者自身が痛みがあると訴えても、
血液中の白血球の数やCRPなどの炎症反応の数値が
悪くなければ、認めてくれません。
それなのに、「うつ病」は、生理的反応には
何もでない
出ない場合もある・・ので?
脳の機能が異常を起こしている状態が
うつ病なので、ソレならば、ソレに伴う生理反応と相関性はない?
そうであれば、どのように
ハイストレスとうつ病を区別するのか
うつ病の自己診断テストと
厚生労働省のストレスチェック項目は驚くほど似ています。
もし、仕事がきついと、新人が訴えたら
ソレはすべてうつ病予備軍になるのでしょうか?
プラシーボ効果をご存知でしょう。
もし信じこむだけで、自己治癒力が増し(30%効果があると言われます)
あるいはその逆にノセボ効果により、
体に悪い効果がでるなら
うつ病のような精神の影響で起こる病気に
ノセボ効果がないはずはないと思われます。・・
貴方はうつ病ですと医師に言われたら
強いノセボ効果があるはずです。
ところが、精神的にプレッシャーがかかる時
その反応は、生理的にも異なる三種類の反応が
あることがわかってきました。
1、闘争,逃走反応
2、挑戦反応
3、母性愛反応
この内容は、最近の
「スタンフォードのストレスを力に変える方法」
ケリー・マクゴニガルの本から学んだのですが、
様々な、疑問に答えてくれました。

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