営業の8ステップと仏教

満足している人には、どのような状態にあるかよく聞き
容認している人には、その小さな問題がやがて大問題になる火種だと示唆し
決意した人には、発心を確認し
基準を設けようとすれば、条件を整え
測定しよとすれば、仕様書として確定し
情報を集めようとすれば、仕様書を満たす提案をし
選定しようとすれば、自ら考えた問題解決索と気づかせ
反省し後悔しないよう、保証を与える

コレが前回説明した購買の助手の8ステップです。
ある尊敬する先輩がコーチングの実践ですね
と、いつていただけたのですが

とても嬉しく受け止めました。
そして、このステップが仏教と関連して解釈できるというのが
今回のテーマです。

みなさんは、仏教というと何を思い浮かべられるでしょう。

多くの方は、お線香の匂いや、お経、お寺、お坊さん
法事で、足がしびれることなどだと思います。
私が仏教って面白いと思ったのは

鈴木大拙の「無心ということ」という本を読んだ高校生のときです。
(今でも角川ソフィア文庫にあるはずです)

その34P、3行目からこのように書かれています。

『空というと、なんだか限られてくる、
それで空間的に見ないで時間的に見る、
すなわち次から次へと新しいものを作っていく世界、
昔のまた昔、大過去から来たものが現在に出て、
ここでその過去が停ることなく、
過去が現在に来て現在の中から、それがさらに未来に突き通る力
それが、過去からずっと今を通じて動いて行く、
そういうものが世界を時間的に見ることの特徴なのです。』

この文章を読んで、私は東洋思想に目覚めました。

私にとって仏教はダイナミックな世界観であり
全てを、「もの」ではなく「こと」として捉える現象学です。
マルクスの唯物史観と唯物弁証法から逃れられなかった私が
科学的でありかつ、機械的ではないと直感的に受け止めたのです。

過去から未来へ

昔々、大過去から来たものが・・ビックバンを連想されます。

ですから、世界は固定した物質ではなく
振動する現象、原因結果の連鎖なのです。

物質は同時に波動‥色即是空です。

原因と結果は必然的につながっています

そして結果は必然的に、次の原因となりますから。

必然的に全てはひとつです。

海の波は、沖から岸辺に押し寄せてくるように見えますが
その中で水分子はその場で円運動をしているだけということは
ご存知と思います

円運動をし、ただのその場の円運動ではなく
螺旋階段のように上に伸びる

推進力を持っている

一生懸命8つのステップを回すと
最初に戻るのではなく
一階上がっている。もう一つ上のフロアにくる。

これは、教育ではないでしょうか。

我々が階段だとすると、その真中は、空です

お客様が空っぽだと、云っているのではなく

私たちにとって、私以外の全ては環境であり世界です。

自分と世界と考えると、自分意外はすべて『空』
空中に浮いたドーナツのような図を考えるのです。

熱心に、リングを回す
お客の成長を手助けすることが
自分の成長にもなり
世界の進化を手伝うことになる・・

私にとって、主客一如・無我無心・

ということが

商売、営業ということと、やっと結びついた思いです
営業をはじめて40年

長い道のりでした。
次回は8ステップと八正道について考えます

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